○「四国八十八箇所霊場と遍路道」の内容

コンセプト

 四国遍路は、徳島県・高知県・愛媛県・香川県の4県からなる四国を全周して、空海ゆかりの88か所の札所霊場を巡る全長1,400kmに及ぶ壮大な寺院巡拝です。
 遍路の基となる「思想・信仰」と実践する「場」、それを支える「地域」の3者一体となったものが四国遍路文化であり、遍路の主体が僧侶等から一般民衆へと広がり、千年を超えて継承されてきました。
 四国遍路は、現在、歩き遍路の他、様々な交通機関を利用して年間15万人もの人々が宗教や宗派を超え、それぞれの思いを込めて巡拝する生きた文化遺産です。


資産内容

 四国八十八箇所霊場、遍路道、道標等の遍路関係資料、過去の佇まいを残す町並み

八十八箇所霊場  遍路道  道標   過去の佇まいを残す町並み


平成19年度提案書

 http://www.pref.kagawa.jp/shikoku/sekaiisan2007/


保存管理計画

・札所寺院

 88か所の札所寺院の史跡一括指定

・遍路道

 古道の様相を残す遍路道:史跡指定

 古い伝統的町並みが残る地区:重要伝統的建造物群保存地区

 舗装されても改変が少ない遍路道:重要文化的景観

 幹線道路化等改変が進んだ遍路道:景観法・景観条例

世界遺産の登録基準への該当性

該当する登録基準

B 現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。

D あるひとつの文化(または複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)。

E 顕著な普遍的価値を有する出来事(行事)、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または実質的関連がある(この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。

平成19年度地方提案に対する調査・審議結果

 http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/sekaibunkaisan/singi_kekka/index.html  (文化庁ホームページ)