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香川県内の地域活動情報を集めました! さぬきの輪

香川県の地域コミュニティ情報をお届けします!

香川県内の地域活動情報を集めました! さぬきの輪

王越町共に生きるまちづくり推進協議会のイメージ

貴重な歴史と豊かな自然
王越町には伝承していきたい文化がたくさんあります

ヤゴの放流

坂出市の東側に位置し、北に瀬戸内海、南に五色台を臨む自然豊かな環境の王越町。
“王越町共に生きるまちづくり推進協議会”は、地域の活性化を積極的に推進し、王越の文化や自然の良さをアピールしながら、日常生活の機能を確保し、様々なイベントを通して賑わいを創出する目的で設立した協議会です。少子高齢化が危惧されている地域ですが、町民が健康で明るく、生きがいをもって暮らせるまちにすることが大事だと認識し、活動しています。
そして、時代の流れにあわせた“柔軟な意識の変革”を念頭に、王越町を盛り上げ、また、香川大学との共同制作として、王越町の魅力紹介のためのパンフレット作成や、ホームページ立ち上げ・SNSの活用など、“発信”に力を入れて、活動しています。

風光明媚な王越町

会長北山定男さん
会長:北山 定男さん

“王越町共に生きるまちづくり推進協議会”会長の北山さんにお話を伺いました。

「王越町は、本当に風光明媚な所です。それに、買い物に出るにも、高松へも坂出へも、大体15~20分ほど。山と海に囲まれていますが、結構便利な場所でもあるんです。けれども、少子高齢化の波は、ここ王越町にも押し寄せています。子どもが減って、小学校は別の学校と合併し、残った校舎は、現在坂出市王越出張所として活用されています。」

「“王越町共に生きるまちづくり推進協議会”を立ち上げたきっかけは、坂出市からの要望でした。2013年(平成25年)4月に設立の、非常に若い団体です。
立ち上げ前から続けていた、王越町を盛り上げていくという目標をそのままに、この団体に引き継いでいます。
王越町は高齢化が進み、すばらしい文化や伝統があるのに、このままいくと、限界集落になっていくのが目に見えています。
高齢者は、生きがいを持って健康的に元気でいてほしい。子どもたちには、学校で学ぶ勉強だけでなく、多くのことに興味を持って幅広い経験を積んでほしい。
たくさんのふれあい活動やイベントを通して、今一度、王越町の良さを、住民自ら再確認し、文化伝承に力を入れていきたいと思っています。」

木沢地区の祭り

王越町には、貴重な歴史とたくさんの自然があります。

「王越町の文化としては、木沢地区で毎年10月に行っている秋祭りがあります。230年前の塩田開発の際に、高松松平藩5代目藩主松平頼恭(よりたか)氏より賜った道中奴(どうちゅうやっこ)や道具を、今も大事に使用しています。三つ葉葵の御紋が入ったとても価値のある品々です。かなり痛んだ道具もありますし、痛んでしまうのでクリーニングに出せない衣装もありますが、このお祭りや装束は、途切れさせることなく、次の世代へ引き継いでいきたい文化の一つです。
子どもたちに、自然と触れ合ってもらおうと、長く取り組んでいるのは、トンボウォッチングです。2014年度で第20回目を数えました。ヤゴを1150匹ほど捕獲・保護し、トンボランドに放流します。毎年6月頃に行い、7月にはトンボウォッチング(観察会)や夏祭りを開催しています。
また、王越町に来ていただくきっかけにと、“いきいきウォーク”を毎年12月に開催しています。以前は学校行事で使用していたコースも、今は誰も通らなくなり、ジャングルと化しています。ここ最近は、香川大学の学生や王越を守りたい人たちのお手伝いもあって、コースの復活や新規コースの開拓ができた上、朝日がとてもきれいに見える、王越山の頂上に展望台を作る活動もしています。
こうやって、手伝いに来てくれる人、王越の自然を堪能しに来てくれる人など、たくさんの人々の支えがあって、少しずつ、前進しているのだと思います。」

youtube

staffsvoice

藤井俊正さん
藤井 俊正さん
自然会クラブ会長
トンボウォッチングは、面白半分で始めて、2014年には20回目を迎えました。
トンボが好きで、観察を続けているうちに、命の大切さや自然環境を、子どもたちに教えたい、伝えていきたいと思い、今に至っています。
続けていくことの大変さはひしひしと感じていますよ。ボランティアでも人の世話をすると、やっぱり犠牲にすることも出てきます。身体も大変ですし、これだけ回数を重ねてこられたのは、子どもたちへの思いですね。
これからは、引き継いでくれる次の世代が現れるのを期待しています。

Activities

香川大生と壁画

様々な活動を通して王越町の伝統・文化の継承と
防災に取り組んでいます
町民文化祭などの活動を通して王越の文化や伝統を継承しています。
「王越の鯛めし」は、かやくご飯の味付けをベースに鯛を乗せて炊き、少し甘いのが特徴。王越町の名物としてイベントなどで販売し、婦人会の協力のもと、伝統継承のために積極的に取り組んでいます。
毎年10月に行われる、木沢地区の祭りは、約230年続く伝統ある行事です。参加し、続けることで、大変さと大切さを覚え、次の世代への継承に取り組んでいます。
毎年5月に行う“町民ふれあい運動会”は防災を目的とした運動会です。震災を考慮し、避難や防災訓練を取り入れ、楽しみながら災害への供えを学ぶ場としています。坂出消防署の支援を仰ぎ、消火訓練・救命救急の体験も行います。2014年の開催では、自主防災のための避難対策の体験として、地元の竹を活用した避難シェルター(バンブーシェルター)を製作し、披露しました。

王越とんぼランド

里山と里海のすばらしさと、魅力発信
香川大学の学生や、王越町が好きで守っていきたいと志を共にする仲間たちが、ウォーキングコース開発や、王越山の頂上に展望台を作る活動“豊かな自然を感じられる里山プロジェクト”を進めています。毎年12月に“いきいきウォーク大会”を開催し、王越町のすばらしい自然“里山”を歩くことで、参加者の健康づくりと王越の自然や文化の伝承に取り組んでいます。
また、王越町の目の前に広がる、美しい里海をアピールする計画の中では、地元企業の支援を得て、紅マス稚魚の観察学習・放流を行っています。

子どもたちに、自然と触れ合ってもらう目的で、トンボランドを中心に野外観察会を計画・開催しています。
ヤゴの保護や引越しを体験してもらい、王越町で自然を大切に思う心を学んでもらいます。

また、ホームページの立ち上げや、SNSの活用により、こういった活動内容を掲載し、町外からもたくさんの人に来ていただけるよう、王越町の魅力を発信していこうと考えています。

皆さんへのメッセージ

王越町も、少子高齢化が進んでいます。しかし、それをただ問題だと考え、若い人たちの力を頼りにするのでは、何も変わりません。
これからは、高齢者の役割や力が、ますます必要になってくると思っています。お年寄りの知識や知恵や多彩な発想力を、利用するという考え方も必要だと思います。
私たちの考え方を変革していかなければいけない、そして失敗を恐れることなくチャレンジしていく、その精神を忘れず、頑張っていきたいと思います。
王越町を応援してください!

Profile

王越町共に生きるまちづくり推進協議会
2013年(平成25年)4月 設立
毎年5月 町民ふれあい運動会
毎年7月 トンボウォッチング
毎年10月 木沢地区・乃生(のう)地区 秋祭り
毎年12月 いきいきウォーク
ほか、王越町を盛り上げる様々な活動をしています

王越町の風景

住所 〒762-0014香川県坂出市王越町木沢1197-8 坂出市王越出張所内
連絡先 TEL:0877-42-0102 FAX:0877-42-0539

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