インフルエンザについて
インフルエンザとは。。
- インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによっておこる病気です。普通の風邪よりも急激に発症し、症状が重いのが特徴です。インフルエンザに感染すると、1日~5日の潜伏期間の後、38℃以上の高熱や筋肉痛などの全身症状が現れます。インフルエンザウイルスには強力な感染力があり、多くに人に短期間で感染が広がります。日本では毎年11月~4月に流行が見られます。インフルエンザの予防に効果が期待できるのがワクチンの接種です。流行シーズンを迎える11月頃に接種しましょう。
- また、2009年(平成21年)に世界的に大流行した新型インフルエンザは、ほとんどの人が免疫を持っていないため、感染が拡大しやすく、重大な影響を与えるおそれが懸念されています。
インフルエンザの症状
- インフルエンザは1~5日(平均2日)の潜伏期間の後、突然に発症し、38℃以上の発熱、上気道炎症状、全身倦怠感などの症状があらわれることが特徴です。
- 流行期(日本では例年11月~4月)にこれらの症状があった場合はインフルエンザの可能性が高いと考えられます。症状の持続期間は通常2~3日ですが、場合によっては5日をこえることもあります。
- また、小児や高齢者、あるいは呼吸器系や心臓・血管に病気を患わっている方がインフルエンザにかかると合併症を併発する場合があります。最近による二次感染による肺炎・慢性気管支炎の増悪は高齢者などにおこりやすい合併症です。また、最近ではまれに小児のインフルエンザ脳炎・脳症の報告がみられ、原因不明であることから病態の解明が急がれています。
インフルエンザの予防
- インフルエンザは、かかっている人が咳・くしゃみなどをした時に、空気中に浮かぶ小さな感染源を別の人が吸うことにより感染します。
このような感染の性質があるため、予防には次のことを気をつけてください。
- 予防のために大切なこと
- インフルエンザワクチンの接種を受ける
- 流行期間中に人混みに行くのをさける
- 手洗いとうがいをこころがける
- 十分な栄養と休養をとる
- 室内の温度・湿度を十分に保ち、乾燥に気をつける
- マスクを着用する
- かかった人はなるべく外出しないようにする
お問合せ
香川県東讃保健福祉事務所 保健対策課 0879-29-8261
「インフルエンザにかかったかな?」と思ったときは、早めに医療機関を受診しましょう。