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公開日:2020年12月10日

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政治倫理の確立に関する決議

最近、国民の間に政治に対する不信感が高まっていることは、我が国の議会制民主主義にとって、放置できない極めて憂慮すべき事態である。
我々は、このことを厳粛に受け止め、議会制民主主義の健全な発展を図っていくため、議会政治の原点に返り行動することが必要である。
よって、本県議会は、議員がその責務を深く自覚し、政治倫理の確立に全力を傾注すべく、次の事項を遵守することを決意する。

  • 一、議員は、主権者たる県民の厳粛なる信託により、県民の代表として、県政に携わる権能と責務を有することを深く認識し、公正、誠実、清廉を基本とし、厳しい倫理意識に徹して、その使命の達成に努めなければならない。
  • 二、議員は、常に県民全体の利益を擁護し、かつ行動するものとし、いやしくも特定の企業、団体または個人の利益のため、公正を疑われるような金品の授受を伴う行為、不当に便宜供与を受ける行為、あるいは県民が疑念を抱くような行為をしてはならない。
  • 三、議員は、政治倫理に関し政治的、道義的批判を受けたときは、真摯かつ誠実に真実を解明し、その責任を進んで明確にしなければならない。

以上、決議する。

平成12年10月17日

香川県議会

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