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公開日:2020年12月10日

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芸術文化の振興を図る基本法の制定を求める意見書

21世紀を迎え、人々が豊かに暮らせる社会を建設するためには、物質的な豊かさに加え、精神的な豊かさが求められており、芸術文化の果たす役割はますます重要になってきている。
芸術文化は、人々の心に安らぎを与え、様々な交流を促進するとともに、豊かな創造性を育むことにより、あらゆる産業の活性化の基盤にもなっている。
また、子ども達の豊かな人間性の育成には、心に潤いとゆとりをもたらす優れた芸術文化に触れることが必要であると同時に、子ども達が早い時期から文化に関心を持つことは、将来における文化の担い手を発掘し、次の世代の文化の裾野を広げるものとしてもきわめて重要である。
我が国の文化を支えるのは、いろいろな文化を享受し、参加するすべての国民であることから、国民が、文化に触れやすく、積極的に文化活動に参加することができるような環境を整備することが求められている。
よって、国におかれては、芸術文化団体への税制上の優遇措置の拡充や芸術創造活動を促進するため、芸術文化の振興に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための基本法を制定されるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成13年7月11日

香川県議会

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