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公開日:2020年12月10日

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四国横断自動車道の4車線化の推進を求める意見書

四国横断自動車道の高松東インターチェンジから鳴門インターチェンジ間は、現在、暫定2車線であり、対面通行による重大事故や、ゴールデンウィークなどには渋滞が発生していることから、これまでも4車線化を強く要望してきたところである。
最近では、高速道路料金等の大幅な引き下げにより、県内の観光地などは軒並み賑わいをみせている一方、当該区間の交通量は大幅に増加しており、今年のゴールデンウィークやお盆、シルバーウィーク期間中には、これまで以上の大渋滞が発生し、終日、大混雑したところである。
このような状況で、高速道路の無料化が実施されると、さらなる大渋滞を引き起こすことは明らかであり、重大事故の多発をはじめ、高速バスや大型トラック、さらには、緊急車両等の通行にも大きな影響が懸念される。
こうした中、政府においては、この区間を含めた全国の高速道路4車線化事業に係る補正予算執行が凍結されるとの報道がなされている。四国横断自動車道は、本県ひいては四国の経済社会活動を支える基盤として、極めて重要な役割を果たしていることから、当該区間の4車線化事業は、早急に進めなければならないものである。もし、国において、この事業の執行を凍結することになれば、高速道路の安全性、定時性等の向上を図ることができず、加えて、地域活性化や観光振興、さらには、地域経済の景気の後退を招くことにもなりかねない。
よって、国におかれては、四国横断自動車道の4車線化推進の重要性を深く認識され、その早期の実現に取り組まれるよう強く要望する。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成21年10月8日

香川県議会

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