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報道発表資料

平成25年度 大気汚染調査・水質測定結果の概況

発表日:2014年12月26日

 環境基本法に基づき、人の健康を保護し、生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準として、大気汚染、水質汚濁等について環境基準が定められており、これらの状況について定期的に調査しています。
 平成25年度に香川県内で実施された大気汚染状況の常時監視結果、公共用水域・地下水の水質汚濁状況の常時監視測定結果について、大気汚染防止法第24条、水質汚濁防止法第17条の規定に基づき、公表します。
 なお、県ホームページ「香川の環境」に結果概要を掲載するとともに、詳しい結果をまとめた冊子を環境管理課及び県民室等で閲覧できます。

1.大気汚染調査結果の概要

平成25年度の環境基準の達成状況は表−1のとおりでした。

光化学オキシダントについては、全測定局(13局)で環境基準未達成で、中讃地域で2回、直島地域で2回、緊急時の予報を発令しました。

微小粒子状物質(PM2.5)については、全測定局(8局)で環境基準未達成でした。

その他の項目については、全局で環境基準を達成しており、年間の平均濃度は、前年度と比較して概ね横ばいで推移しています。

2.水質測定結果の概要

平成25年度水質測定計画に基づき実施した公共用水域の測定結果の概況は、次のとおりでした。

T 公共用水域

1 健康項目(カドミウム、全シアンなど27項目)

河川20地点、海域10地点の全測定地点で環境基準を達成していました。(前年度100%)

2 生活環境項目

河川の生物化学的酸素要求量(BOD)については、類型指定水域(35水域)における環境基準達成率は63%(22水域)でした。(前年度66%)

海域の化学的酸素要求量(COD)については、類型指定水域(7水域)における環境基準達成率は43%(3水域)でした。(前年度71%)

また、全窒素及び全燐に係る環境基準については、類型指定水域(4水域)全てが環境基準を達成しました。(前年度100%)

3 対策

河川や海域の水質を保全するため、水質総量削減計画に基づき、CODや窒素・燐の削減に総合的、計画的に取り組んでいます。
○工場・事業場については、排水基準を遵守するよう規制・指導を徹底しています。
○生活排水については、下水道や合併処理浄化槽などの生活排水処理施設の整備を計画的に進めています。
○農畜産業の排水対策については、化学肥料の施用量の低減や家畜排せつ物の処理・適正利用を指導しています。

U 地下水

1 概況調査

県内の地下水の水質の状況を把握するため15地点で調査を行い、1地点(高松市木太町)において硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が19mg/Lと、地下水の水質汚濁に係る環境基準(10mg/L)を超過しました。なお、当該井戸は飲用には使用されていませんでした。

2 継続監視調査

地下水はいったん汚染されると浄化に長期間を要することから、過去の調査で汚染が確認又は汚染が懸念される32地点で継続的な監視を行ったところ、14地点で環境基準を超過しました。

環境基準を超過した項目ごとにみると、排水基準が設定される以前の事業場排水が原因と考えられるテトラクロロエチレンなど揮発性有機化合物が4地点(前年度4地点)、施肥や家畜排せつ物等が汚染原因と考えられる硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が8地点(前年度8地点)、主に自然的要因によるものと考えられるふっ素が2地点(前年度3地点)、ほう素が1地点(前年度1地点)でした。なお、当該井戸は飲用には使用されていませんでした。

3 対策

地下水の水質保全のため、水質汚濁防止法等に基づき、工場、事業所の排水規制や有害物質を含む水の地下浸透を規制しています。また、汚染実態の把握に努め、汚染が判明した場合には、事業者に汚染物質の除去等の浄化対策を指導するとともに、市町と協力して、井戸設置者に対し飲用には使用しないよう衛生対策を指導しています。

また、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素による地下水汚染は、施肥や家畜排せつ物等が汚染原因と考えられることから、化学肥料の施用量の低減や家畜排せつ物の処理・適正利用を指導しています。

[担当]
平成26年12月26日
香川県環境森林部環境管理課
大気保全・環境安全グループ 香西(内線2864)
水環境・里海グループ 大倉(内線2865)