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現在地:香川の環境 > 環境レポート > 森林センターのうるしの森で高松工芸高校漆芸コースの生徒らが漆の採取作業を体験しました!
森林センターのうるしの森で高松工芸高校漆芸コースの生徒らが漆の採取作業を体験しました!
所 : 
香川県森林センター
時 :
平成24年8月8日(水曜日) 午前9時30分から12時まで
参加者
43名
  • 高松工芸高校漆芸コース 18名(うち教員3名)
  • 香川県漆器工業協同組合会員 9名
  • 香川県漆芸研究所 2名
  • 香川県産業技術センター 2名
  • 香川県物産協会 1名
  • その他県関係 6名(経営支援課、みどり保全課、森林センター)
催 :
香川県漆器工業協同組合

 森林センターの「うるしの森」は、平成15年3月、県と漆器工業協同組合など漆関係者が集って四国産の漆の苗木を約50本植えたものです。その木が樹液を採取できるまでに成長したため、7月から組合の会員を対象に採取作業見学会などを開催しています。
 8月には、高松工芸高校漆芸コースで学んでいる1年生から3年生までの15名をはじめ、県内で漆芸に携わっている方を対象にうるし掻き作業体験を実施しました。

8月は最も樹液がとれる「盛り」の季節

 漆の樹液は6月頃から11月頃まで採取できます。この間、4から5日ごとに専用の道具で幹に傷をつけ、しみ出してくるウルシ液を採取します。暑くて作業が過酷な8月が最も多くとれる時期です。

8月は最も樹液がとれる「盛り」の季節 しみ出してくるウルシ液を採取

漆かきの基礎知識

 はじめに、講師役の松本和明さん(漆芸家)から漆かきに使う道具などの説明を受け、「ウルシ液」は産地や性質によって塗られた漆器の色合いが異なることを学びました。

講師役の松本和明さん(漆芸家) 産地や性質によって塗られた漆器の色合いが異なる

うるしの一滴は、血の一滴

 現地ではまず、松本さんによる実演がおこなわれました。

 白い樹液がたれてきたら、すかさず専用のへらですくいとって容器に入れます。

 思っていたより少ない量です。

 漆器に使う量を確保するには、気が遠くなるくらい作業を繰り返す必要があるのです。

松本さんによる実演 気が遠くなるくらい作業を繰り返す必要があります

体験しよう、うるし掻き!

 最初は不安そうな参加者の皆さんでしたが、しだいに笑い声が聞こえるようになりました。

 テレビ局や新聞社の取材もありました。

 地元で育った漆の樹液を漆芸の将来を担う高校生が採取する様子には、感慨深いものがあります。

テレビ局や新聞社の取材 漆芸の将来を担う高校生が採取

どんな漆器ができるかな

 良い漆とはキャラクターが強いものであり、それは「産地」「品種」「掻く技術」によって変わると講師役の松本さんから説明がありました。

 今年の漆はどんな風合いの漆器をつくりだしてくれるのでしょう。

 漆芸コースの高校生の将来とともに、楽しみです。

今年の漆はどんな風合いの漆器をつくりだしてくれるだろう またご参加ください

(香川県森林センター 林業普及指導員)

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