選択された部分を音声で聴くにはJavaScript が必要です
香川の環境のトップページに戻ります  
香川の環境トップへ

Listen to this page using ReadSpeaker
スタイルシートが無効なため使用できません→ 文字の大きさ: 
現在地:香川の環境 > 環境レポート > ヒノキ球果に袋がけをしています
ヒノキ球果に袋がけをしています
所 : 
香川県森林センター
時 :
5月〜6月

 森林センターでは香川県の山に植えられるヒノキの種子を生産、販売しています。

 種子の発芽率が低くなる原因であるカメムシによる球果の吸汁を防ぐため、毎年約3000枚の袋がけをおこなっています。

豊凶調査

断幹した木 ヒノキの球果 5月初旬の球果

採種園の木は種子を採りやすいよう断幹して枝を横に生長させています。

枝先についている緑色の球体がヒノキの球果です。

5月初旬の球果はまだ未熟です。
裂けずに青々としています。

カメムシが飛んでくる前に

カメムシの成虫 カメムシの卵 ヒノキ種子の汁を吸うカメムシ

カメムシの成虫は落ち葉の下などで越冬し、春になるとビワなどの果実の汁を吸います。

果実が終わる6月頃、成虫はヒノキ園に飛来して卵を産みます。孵化した幼虫はヒノキ種子の汁を吸って成虫になります。

成虫も栄養があるヒノキ種子の汁が好物です。

袋がけ開始!

袋がけ準備 枝を選んで引き寄せ 口元をしっかりと縛る

成虫が飛んでくる前に、袋がけを始めましょう。

まず、球果がたわわについている枝を選んで引き寄せます。

口元をしっかりと縛ります。採種することを考えて、ほどきやすく結ぶことも大切です。

残念がるカメムシ

ふんわりと包む 2人一組で作業 高所の球果にも袋がけ

ふんわりと包み、カメムシがネット越しに吸汁できないように気を付けます。

足場の悪い所では2人一組で作業をします。

また、長い脚立を使って高所の球果にも袋がけをおこないます。

脚立が届かない場所も… 残念がるカメムシ ヒノキの種子

球果は日当たりのよい高所の枝にたくさん成るのですが、脚立が届かないので悔しい思いをします。

夏まっさかり、色が抜けて白くなったネットにカメムシを見つけました。残念そうです。

熟した球果から取り出したヒノキの種子です。11月から採種が始まります。

袋がけされたヒノキ並木

山の中に突如あらわれる、袋がけされたヒノキ並木は芸術作品のように美しく、圧巻。
「かがわのヒノキ」の種子が育っている現場をご覧になりませんか。
森林センターは平日の午前8時半から午後5時まで開いています。


(香川県森林センター 林業普及指導員)

関連リンク