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現在地:香川の環境 > 環境レポート > 種とり・精選作業をしています(ヒノキ・スギ編)
種とり・精選作業をしています(ヒノキ・スギ編)
所 : 
香川県森林センター
時 :
10月〜1月

 森林センターでは香川県の山に植えられる木の種子を生産、販売しています。
 園内の採種木に実った球果が熟してはじける前に採取し、乾燥させて種子を出し、精選します。
 ふだん目にする機会がないこれらの作業に関心を持っていただこうと、現場を取材しまとめました。

球果採取(10〜11月)

球果を採取 球果がついた房 枝ごと切り落とし

下から手が届くところはもちろん、脚立に登ってなるべく多くの球果を採取します。

カメムシ対策の袋をはずし、球果がついた房をかごに入れていきます。

房だけもぎとることができない場合は枝ごと切り落とします。

球果をもぎとる作業 たわわについています 半日での収穫量

下では、枝についた球果をもぎとる作業をしています。

たわわについていますね。

半日でこのくらい収穫できました。

風で大きなごみを飛ばします 葉がついているもの 今年実った球果

後ろにある器具は「唐箕(とうみ)」といいます。これに球果を通し、風で大きなごみを飛ばします。

この段階では、葉がついているものがたくさんあります。

今年実った球果だけを選別し、細かなごみをとり除きます。

細かなごみをとり除く作業 球果を広げて乾燥 裂けたら次の工程に

よけいなものがあると、球果が裂けて種子が出てくる妨げになるため大事な作業です。

風が通る建物の下にビニールシートを敷き、球果を広げて乾燥させます。大きな扇風機も稼働させます。

球果が茶色くなって乾燥し、裂けたら次の工程に入ります。

種子精選(12〜1月)

ふるいにかける 球果がこすれ合う音が響く ヒノキの種子

ふるいにかけて、球果の中にある種子を出します。

ジャラジャラ、ザッザッ。球果がこすれ合う音が響きます。

ふるいにかけて落ちてきたヒノキの種子です。

ごみ取り 水を使って精選 食器洗い用洗剤を使用

ごみ取りをしています。小石や葉の破片などがとり除かれます。

今年から、水を使って精選しています。

泡立っているのは、効率を上げるために食器洗い用洗剤を少し入れているためです。

浮いている種と沈んでいる種 浮いた種は発芽しません 沈んだ種を天日でよく乾燥

浮いている種と沈んでいる種がありますね。

浮いた種は中身が不十分なので発芽しません。沈んだ種と混じらないように出します。

沈んだ種を天日に当て、よく乾燥させます。


乾燥させた種子はどうなっていくでしょう。その前に次回はマツ編をお届けします。

(香川県森林センター 林業普及指導員)

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