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外来生物の防除について

【外来生物に関するお問合せ先】

香川県 環境森林部

みどり保全課

野生生物グループ

〒760-8570

香川県高松市番町四丁目1番10号

TEL:087(832)3212

FAX:087(806)0225

アライグマ・ヌートリアの防除

特定外来生物アライグマとヌートリアが増えています

県内で、アライグマの生息範囲が拡大し、農作物(特に果樹)や生活環境(特に屋根裏での営巣による糞害)への被害が深刻化しています。

また、丸亀市の島嶼部や小豆島では、岡山県から泳いできたヌートリアによる野菜や水稲の被害が発生しています。

アライグマではないかという被害が発生した場合には、できるだけ早く地元の市役所、町役場又は県みどり保全課(087-832-3212)まで連絡をしてください。

詳しくはこちら>>> アライグマによる被害が拡大しています! アライグマによる被害が拡大しています!

このため、県は、侵入初期における効果的な防除を推進するため、市町と連携し、アライグマの防除に取り組んでいます。

捕獲頭数 捕獲位置
  平成25年度の捕獲位置図(緑数字が捕獲頭数)
※クリックすると、大きい画像をご覧になれます。

アライグマとヌートリアの基礎情報

アライグマ

○アライグマの生態

アライグマ

アライグマは食肉目アライグマ科アライグマ属の動物であり、体格は頭胴長が40〜60 p、尾長が20〜40 p、肩高が23〜30 p、体重は4〜10 sであり、一般に雄は雌より体が大きい。

毛色は灰色から明るい赤褐色まで変化があり、尾には5〜10 本の黒い輪があるのが特徴です。また、顔には両眼を覆う黒い帯があります。

歩行にはかかとを全部つけて歩くため足跡は明瞭に残ります。

夜行性の動物で水辺を好みますが、森林、湿地帯から都市部まで広い環境に適応することがわかっています。出産は年1 回で、春(3〜4 月)に3〜6頭子を産みますが、妊娠に失敗したり子供が死んだ場合には、夏から秋に再度交尾・出産することもあります。

食性は、雑食性であり、小型哺乳類、野鳥及びその卵、魚類、カエル、昆虫類等から、多様な植物の果実まで広範囲にわたりますが、夏には主に動物質、秋には植物質を多く摂取します。

特にトウモロコシや魚が好物であり、寿命は、野生では5 年程度、飼育されているものでは13〜16 年程度生きるものもいます。

○アライグマ害獣化の経緯

アライグマは、北米原産の動物であり、もともと日本にはいませんでしたが、1977 年からのテレビアニメ放映の影響もあって、日本にペット飼育用として輸入されるようになり、アライグマの捕獲実績(平成14年度〜平成21年度)より1980 年代半ばに販売のピークを迎えたようです。この後、逃げ出したり捨てられたりしたアライグマが野生化し、現在に至っています。

【香川県「農作物被害対策ハンドブック」アライグマ 抜粋】

ヌートリア

○ヌートリアの生態

ヌートリア

ヌートリアはげっ歯目ヌートリア科ヌートリア属の動物であり、体格は頭胴長が50〜70 p、尾長が30〜40 p、体重は4.5〜7sであり、日本に生息するネズミの仲間ではもっとも大きい。

毛色は茶褐色で、目と耳は小さく、太くて長い毛がまばらに生えた円筒状の尾を持ち、上下2本ずつの門歯は大きく前面がオレンジ色をしています。

また、白色のヒゲを持ち、爪は鋭く、後足の第2〜5指の間に水かきがあります。

流れが緩やかな河川やため池等の周辺に生息し、水域から離れて活動することは稀です。

泳ぎが巧みで、移動は主に水域を利用し、通常は水面をゆっくりと泳ぐが、危険を察知した際には潜水をします。

土盛りの堤防や畔に横穴状のトンネルを掘り、巣穴として利用します。

繁殖力が強く、年に数回出産し、1回の産仔数は平均5〜6頭とされています。

通年繁殖するが、春に出産する個体が多く、半年ほどで性成熟し、繁殖が可能となり、飼育下では10年ほど生存した記録があります。

基本的に草食性で、巣穴の周辺の植物を中心に採食し、ヨシやマコモなどの水生植物の茎や根茎、ヒシの実などを特に好みます。

農作物では、水稲の苗をよく食べ、ニンジン、サツマイモなども食べるとともに、二枚貝などの動物質の餌も食べることがあります。

○ヌートリア害獣化の経緯

ヌートリアは、良質な毛皮を持つため、軍用に供する目的で繁殖が始まり、西日本を中心に飼育されていました。

太平洋戦争、朝鮮戦争の終結とともに需要が激減し、野外に遺棄された個体が野生化し、現在に至っています。

【農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル」抜粋】

外来生物法に基づく「防除実施計画」の策定

外来生物法に基づく「防除実施計画」を市町が策定することにより、狩猟免許(わな猟)所持者に加えて、狩猟免許を持たない人も、県が実施する防除従事者養成講習会を受けることで、市町が実施するアライグマ・ヌートリアの計画的な防除に従事することができるようになります。現在、県内各地で、防除体制づくりが進められています。

※ 「防除実施計画」 現在策定済みの市町 こちらから>>>
  防除実施計画の例 こちらから>>>

防除従事者養成講習会による防除従事者の確保

県では、外来生物法に基づき、市町の実施するアライグマ・ヌートリアの計画的な防除に従事していただく防除従事者を養成するため、平成22年度から「香川県アライグマ・ヌートリア防除従事者養成講習会」を開催しています。

香川県アライグマ・ヌートリア防除従事者養成講習会実施要領 [PDF:89KB]


※ 防除従事者養成講習会修了者数 平成23年7月現在  747名

アライグマ・ヌートリア等防除支援事業について

県では、平成22年度より補助事業「アライグマ・ヌートリア防除支援事業」により市町が実施するアライグマ・ヌートリアの計画的な防除を支援しています。