「話す」ことは、不安を「離す」はじまり。

はじめに

誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して

 全国では平成10年に年間の自殺者数が3万人を超え、その後も高い水準が続いています。これは、交通事故による死亡者数の約4倍もの数に相当します。
また、自殺未遂者は、自殺者の10倍、さらに一人の自殺によって心理的に強い影響を受ける人は、その人の周りに少なくとも5人はいると言われています。
香川県においても毎年約200人もの人が自ら命を絶っているという現状があります。
国や地方自治体はこれまでも心の健康に関する普及啓発など様々な対策や取り組みを行ってきました。
平成18年10月に「自殺対策基本法」が施行され、平成19年6月には国の自殺対策の指針となる「自殺総合対策大綱」が策定され、平成24年8月はじめて全体的な見直しが行われ、閣議決定されました。その中で自殺はその多くが防ぐことのできる「社会的な問題」であると位置づけられ、自殺の予防対策には社会全体で取り組むことが定められました。
香川県では、自殺対策連絡協議会を中心に、一人ひとりのかけがえのない命を大切にし、「誰も自殺に追い込まれることのない社会」の実現をめざして県民の皆様とともに取り組みを進めてまいります。