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公開日:2020年12月10日

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いじめゼロ子どもサミット2012

11月は「いじめゼロ月間」です。

平成24年8月22日(水曜日)、アルファあなぶきで、「いじめゼロ子どもサミット2012」を開催しました。今回のサミットは2回目で、平成21年に第1回目を開催しました。香川県内の小・中学校の代表児童生徒約250名、教員約200名、保護者、一般参加などを含め、約700名が参加し「香川のいじめをゼロにするためにできること」について話し合いました。
実行委員38名を中心とした小・中学生の柔軟な思考を生かした企画と、各校での具体的な実践、そして、参加者全員のいじめゼロに向けた熱い思いを県内外に伝えることができました。

「いじめゼロ子どもサミット」とは…

「いじめゼロ子どもサミット」とは、児童生徒一人ひとりがいじめを許さないという強い気持ちを持ち、自分たちの手でいじめをゼロにしようという意識を高めることを目的としたサミットです。
このサミットは県内小中学校の代表の児童生徒が主体となって、企画から運営まで、子どもたちの手でつくり上げたものです。

「いじめゼロ子どもサミット2012までの道」(PDF:4,019KB)

日程(開催要項)(PDF:639KB)

開会行事~私たちの私たちによる私たちのためのサミットの始まりです~

実行委員(小学生)挨拶

実行委員(小学生)挨拶の様子

小さな問題がいじめにつながらないようにできることを考えましょう。

第1回サミット実行委員(高校生)挨拶

第1回サミット実行委員(高校生)挨拶の様子

いじめには複雑な要因が絡み合っていると思いますが、僕が考える2つの大きな原因はストレスと集団心理です。

うどん県副知事ビデオメッセージ

うどん県副知事ビデオメッセージの様子

私たちがよく知っている要潤さんに、実行委員がインタビューに行き、メッセージを放映しました。

いじめの現状について知る

サミットの様子

  • 香川県のいじめの現状から、いじめに関する問題提起やサミットのテーマについて提案しました。
  • 互いに相談しやすい学校づくり、友だち関係づくりの大切さを確認しました。

香川県いじめの現状資料(PPT:216KB)

交流活動「解答なんだいゲーム」

交流活動の様子子ども会議で、自分の意見を伝え、人の話をよく聞けるように、リラックスした雰囲気の中、全員参加で意見を交換しました。
例えば、左のような問題に対し、素直に自分の意見を表しています。

子ども会議~いじめをなくす工夫について熱く語り合いました~

テーマ「香川のいじめをゼロにするためにできること」

  • 子ども会議の様子自己紹介
    「みんなが楽しく過ごせる学校にするための実践」として、各校の取り組みを写真などを使って紹介しました。
  • グループ協議
    ワークシートを活用しながら、「いじめが再び起こらないように自分たちにできること」について、子ども熟議を行いました。協議の流れを参考に、ワークシートを活用しながら、各小・中学校でも話し合い活動をしてみてください。
    • いじめる子が何度もいじめを繰り返さないためにできること
    • いじめられている子に対してできること

グループ協議資料(司会進行の流れ)(PDF:322KB)グループ協議資料(ワークシート)(ワード:143KB)

小学校部会の様子

小学校部会

(出された意見の例)

  • いじめられている子を1人にせず、みんなで遊んだり、あいさつをしたりする。
  • みんなの長所を見つける。
  • いじめに気付いたときは先生に相談する。

中学校部会の様子

中学校部会

(出された意見の例)

  • 学年全体や学校全体でいじめに対する全校生の意識を高めるための集会を行う。
  • 多くの人が交流する機会を意図的に企画していく。
  • いじめに気付いたときは先生に相談する。

子ども記者会見~県内外にいじめに対する自分たちの意見を発信しました~

子ども会議の報告

子ども会議の報告の様子

傍観者にならず、自分からはたらきかけていくことで、いじめを生まない、いじめを許さない風土・環境をつくっていきましょう。

いじめゼロへのメッセージ

いじめゼロへのメッセージの写真

いじめゼロへのメッセージを標語等で伝えました。また取り組みの提案として、小中学生にいじめゼロへの意識を高めるよう、先生方にフレンジャーの缶バッチをつけてもらうようお願いしました。(希望校に配布しました)

ごめんねポーズ

ごめんねポーズの写真

思っていても口に出して言いにくいことを、体で表現して気持ちを伝える「ごめんねポーズ」や「いじめストップポーズ」等を発表しました。

みんなの気持ちをひとつにいじめストップポーズ!

ストップポーズの写真

真剣勝負の子ども記者会見

子ども記者会見の様子

(左:記者、右:実行委員)

子どもたちと記者のみなさんとの事前準備なしの真剣勝負です。記者のみなさんの質問に、実行委員が自分たちの考えを述べました。
子どもたちからはしっかりした率直な回答が多くありました。あなたならどう答えますか?

質問(一部を抜粋)

(記者)
Q:いじめをゼロにするのに一番難しいと感じることは何ですか?

(実行委員)
A:いじめを見つけることが一番難しいと思います。いじめは先生や大人に隠れて行われているからです。大人や先生がいじめを見つけるのと子どもが見つけるのとでは、日々生活する中で子どもの方が異変を見つけやすいと思います。

Q:どんな異変がありますか?

A:急にいじめている人の態度が変わったり、いじめられている人があまり話さなくなったりすることです。

Q:異変を見つけるために普段しておくことは何ですか?

A:なるべくみんなとのコミュニケーションを大切にすることです。
早く自分がいやな状況にあるということを伝えてほしいと思います。

記者会見質疑応答記録(PDF:1,525KB)

教育長からのメッセージ

教育長の写真最後に教育長さんも思いを語ってくださいました。
「このサミットは子どもたちの、子どもたちによる、子どもたちのためのサミットです。
私は、子どもたちの無限の可能性に驚き、そしてその可能性を信じることの大切さを痛感しました。」ストップポーズ」等を発表しました。

教育長からのメッセージ(PDF:720KB)

閉会行事~心ひとつにみんなで声をあわせました~

テーマソング「思いやり戦隊フレンジャー」を大合唱

歌詞ダウンロード(PDF:705KB)合唱音声試聴(MP3時03分,437KB)

フレンジャー紹介(寸劇)

フレンジャー紹介の様子

「いじめゼロ宣言」をみんなで読み上げました

「いじめゼロ宣言」の写真

実行委員(中学生)挨拶

実行委員(中学生)挨拶の様子サミットの様子

  • 「香川のいじめをゼロにするためにできること」
  • 実行委員の児童生徒に一言など参加者へのアンケートを実施しました。

「文部科学大臣への手紙」報告

文部科学大臣への手紙(PDF:877KB)文部科学大臣へ実行委員の代表が思いを綴りました。

文部科学大臣からの手紙(PDF:482KB)文部科学大臣からお返事をいただき、教育長に報告しました。
「サミットの成功や文部科学大臣からのお返事など、自分たちが真剣に取り組んだことに対し、周囲も応えてくれるという実感を得ることができました。」

いやな思いをする友達がなくなるように、みんなが本物の笑顔をもてるように、一人ひとりがいじめに関心をもち、とめたいという気持ちを高め、とめる方法を見つけるために、2015年、私たちは再び集結します。

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