特別展の詳しい情報

(準備中)現在開催中の特別展

イメージの力 -国立民族学博物館コレクションにさぐる-

  瀬戸内国際芸術祭の秋、「太陽の塔」のモニュメントでも知られる 大阪の国立民族学博物館の
  膨大なコレクションから厳選された、世界各地のユニークな造形作品を 一挙、四国初公開します。

 【見どころ】 
 ●地球規模と言われる国立民族学博物館(みんぱく)コレクション34万点から
    世界のさまざまな地域で生み出された造形物391点を厳選!!
 ●人間はながい歴史の中さまざまなイメージ(色と形をもつ造形物)をつくり出してきた
    では、そのイメージの創造と享受のあり方に、
         人類共通の普遍性はあるのだろうか…

    壮大なひとつの問いをテーマにかかげ、博物館の資料を見つめ直す
 ●あえて地域や時代ごとには並べず
   造形性効果機能に着目した、まったく新しい展示
 ●かたち、色、サイズ …… とにかくインパクト大!!
   人間が生み出してきた 多様なイメージ(造形)を まずは体で感じよう
 ●ミュージアム初!会場内では自由に撮影📷ができます
 ●県立ミュージアムは65歳以上の方はどなたも観覧料無料です!
 ●瀬戸内国際芸術祭2016と連携 夜間開館+お得な割引観覧券
   瀬戸内国際芸術祭2016 秋会期(~11/6)の土曜日は、たっぷり午後7時30分まで開館
   瀬戸内国際芸術祭2016作品鑑賞パスポート提示で1,100円の入館料が500円になります

会期 平成28108日()~1127日(
 ※休館日:月曜日(ただし10月10日を除く)、10月11日
開館時間 9:00~17:00/夜間開館日は19:30まで
(入館は閉館の30分前まで)
※夜間開館日:毎週金曜日と瀬戸内国際芸術祭2016 秋シーズン開催期間中(11月6日まで)の土曜日
会場 香川県立ミュージアム 2階特別展示室
総展示点数 391点(予定)
観覧料 一般 1,100円 前売・団体(20名以上)900円/ 瀬戸芸パスポート提示で500円
※ 高校生以下の方、65歳以上の方、身体障害者手帳等をお持ちの方は無料  
割引チケット 平成28年8月11日(木・祝)から発売開始!!
販売場所
①香川県立ミュージアム
②コンビニエンスストア(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルK・サンクス、ミニストップ)(①・②は10月7日まで販売)
③JR四国みどりの窓口(11月27日まで販売)
開会式・内覧会 平成28年10月7日(金) 15:00~ 
●100名様をご招待します! くわしくはこちらをご覧ください。
組織 主催|香川県立ミュージアム、国立民族学博物館、千里文化財団
企画|国立民族学博物館、国立新美術館、日本文化人類学会
共催|香川県教育委員会、四国新聞社、NHK高松放送局
後援|香川県美術家協会、朝日新聞高松総局、産経新聞社高松支局、山陽新聞社、日本経済新聞社高松支局、毎日新聞高松支局、読売新聞高松総局、OHK岡山放送、RSK山陽放送、KSB瀬戸内海放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、FM香川、FM815
カフェ

ショップ情報
イメージの力展限定メニュー「リモーネ エ フルッタ」(ドリンクセット980円)や、さまざまな展覧会関連グッズをご用意しています。 
※営業時間:展覧会の開催時間と同じ

展覧会の紹介

 2014年に東京・国立新美術館と大阪・国立民族学博物館(みんぱく)で開催され、話題を呼んだ展覧会「イメージの力 ―国立民族学博物館コレクションにさぐる」が、この秋、香川県立ミュージアムへやってきます。人間は、ながい歴史のなかで、さまざまなイメージ(造形)を生み出してきました。このイメージのつくり方や受けとめ方に、人類共通の普遍性はあるのでしょうか。この問いかけをテーマに、みんぱくが所蔵する膨大なコレクションのなかから、厳選された約390点を出品します。世界各地の仮面や神像をはじめ、民族衣装、美術家の作品までをも、あえて地域や時代ごとに分類せず、造形性や効果、機能に着目し、美術作品と歴史資料、西洋と非西洋といった垣根をとりはらって紹介します。形や色、サイズはもちろん、その素材や技術など、わたしたちの想像を覆すような驚きの“イメージの力”を、どうぞ体感してみてください。

[展示構成]
 プロローグ—視線のありか
 第1章 みえないもののイメージ
     1ひとをかたどる、神をかたどる
     2時間をかたどる
 第2章 イメージの力学
     1光の力、色の力
     2高みとつながる
 第3章 イメージとたわむれる
 第4章 イメージの翻訳
     1ハイブリッドな造形
     2消費されるイメージ
 エピローグ―見出されたイメージ


展示作品の紹介(すべて国立民族学博物館蔵)

イメージの力 作品画像1
神像つきの椅子「カワ・トゥギトゥ」
民族:イアトムル
国名:パプアニューギニア

実際に人が腰かけるための椅子ではない。精霊堂に置かれ、祖先の居場所と考えられている。集会の際、発言者は、この椅子の部分に木の葉の束などで叩いて触れ、祖先の承認を求めるという。
イメージの力 作品画像2
仮面「キフェベ」
民族:ルバ
国名:コンゴ民主共和国

同心円状の白い刻線におおわれた仮面。男性の結社の成員がかぶる。新月に行われる儀礼や、成人儀礼、葬送儀礼で女性面と組になって舞踏を行い、村から邪悪なものを追い払う。
イメージの力 作品画像3
狩猟神の像
民族:クニャー
国名:マレーシア

ボルネオ島内陸部に暮らす焼畑耕作民クニャー。人の姿をした狩猟神の像は動物にのっている。動物はウンビョウと思われており、背中にはワニとみられる動物もはりついている。日笠には、神を象徴する「生命の樹」をモティーフに一対の人間が描かれる。
イメージの力 作品画像4
毛糸絵「太鼓の儀礼」エリヒオ・カリジョ・ビセンテ
民族:ウイチョル
国名:メキシコ

板に蜜蝋と松脂を混ぜたものを塗り、その上に毛糸を貼りつけて制作される。太鼓の音で子どもたちの魂を神のもとに送り、神の力を悟らせる儀礼が描かれている。
イメージの力 作品画像5
ゾウの仮面「ムバップ・ムテン」
民族:バミリケ
国名:カメルーン

ゾウをかたどったとされる仮面。長い前垂れがゾウの鼻をあらわしている。仮面全体は、交易で入手された貴重なビーズでおおわれている。この種の仮面を王がかぶることもあるが、まさに王の力と富の象徴ともいえる。
イメージの力 作品画像6
トゥピラク像
民族:イヌイット(カラーリット)
国名:グリーンランド(デンマーク)

もともとは人を呪い殺すため、シャーマンが操る悪霊であった。現在はイッカクの牙や野生のトナカイの枝角でつくられ、お土産やアート作品としてつくられている。
イメージの力 作品画像7
棺桶(ライオン)
作者:パー・ジョー
地域:テシ
国名:ガーナ

死者の葬儀の際に、生前の職業や趣味などにちなんで、残された遺族が制作した棺桶。ライオンは、生前ハンターとして知られていた人物の葬儀で用いられる。
会場では、飛行機、ビール瓶の棺桶もならぶ予定。
イメージの力 作品画像8
手桶
地域:京都
国名:日本

京都市の大徳寺からの寄贈品。墓参りなどで使用する木製の手桶に、金属の蛇口が付けられた「ハイブリッド(異種混合)」の道具。水道のない場所で、手を洗いやすいようにとの工夫から生まれたものだが、シュールなアート作品のようでもある。
イメージの力 作品画像9
玩具(複葉機)
作者:グエン・テーホン
地域:ホーチミン市
国名:ベトナム

アルミ製の空き缶を材料にした玩具や日用品が、アフリカのセネガル、東南アジアのベトナムやタイで売られている。情報や流通の変化に応じて、現代に新たに生み出されている製品である。
イメージの力 作品画像10
投擲用ナイフ(貨幣)
民族:ングワカ
国名:コンゴ民主共和国

投擲(とうてき)は、戦闘の際に、柄の部分を持ち、敵に向かって投げつける中央アフリカ一帯に広くみられる武器。鉄は極めて貴重な資源であり、鉄製のナイフは貨幣として流通した。儀礼的な贈答や地位の象徴として用いられてきた。

関連イベント -鑑賞体験を深めるプログラムを用意しました-  

①講演会「イメージの力をさぐる ~国立民族学博物館コレクションから」

人類はその歴史のなかできわめて多様なイメージを生み出してきました。果たしてそうしたイメージの創りあげ方や受けとり方に人類に共通の普遍性があるのでしょうか。2014年春に国立新美術館、同年秋に国立民族学博物館で公開され、今回、香川県立ミュージアムで改めて開催される特別展「イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる」のなかに、その答えをさぐります。

日時 10月8日(土)13:30~15:00
講師 𠮷田 憲司 氏(よしだ けんじ 国立民族学博物館副館長・教授)
場所 当館講堂(地下1階)
定員 先着230名(要申込、無料)

②ワークショップ「キラキラ☆光の力 インド伝統のミラー刺繍にチャレンジ!」

ミラー刺繍は、ガラスミラーを布に縫いとめるインドの伝統的な刺繍技術。実際にミラー刺繍を縫いつける作業に挑戦します。むずかしそうにみえますがそのしくみは簡単です。実物の刺繍資料や現地の人びとの映像を通して、刺繍文化を支えているインドのくらしや社会などについても一緒に考えてみましょう。

日時 10月23日(日)10:00~15:30
講師 上羽 陽子氏 (うえば ようこ 国立民族学博物館准教授)
場所 当館研修室(地下1階)
対象 小学5年生以上
定員 25名 / 要申込(申込者多数の場合は抽選となります)
参加料 500円(特別展観覧券が必要)
申込
期間
9月17日(土)-10月6日(木)(消印有効)

③フリーワークショップ「ビックリ!仮面づくり」

身の回りにある色々なものを貼り付けて、みんながビックリ!するような仮面を作ってみよう。できあがった仮面をかぶって、展示作品と一緒に写真撮影もできます。

日時 11月3日(木・祝) 10:00~16:00
場所 2階 西ロビー
参加料 無料(事前申込不要、特別展観覧券が必要)

④ミュージアムトーク

学芸員が展示内容や作品の見どころを紹介します。

日時 10月30日(日)、11月20日(日)
各13:30~(30分程度)
場所 2階 特別展示室
参加料 無料(事前申込不要、特別展観覧券が必要)

同時開催

KAMEN “Japanese Masks”-幽玄の美・能面-

特別展「イメージの力」では、世界各地の仮面が壁いっぱいにならぶコーナー“視線のありか”がひとつのみどころです。そこで、本展示室では「イメージの力」展にリンクさせ、ミュージアム収蔵の青海神社旧蔵の舞楽面をはじめ、高松松平家伝来の能面を一挙公開します。聖なる神や異界の鬼、霊、そして老若男女。香川ゆかりの、さまざまな仮面の表情美もお楽しみください。

期間 10月8日(土)~11月27日(日)
会場 常設展示室1

れきみん×東京藝大セレクション展 瀬戸内のくらし|ハレとケ

期間 10月8日(土)~12月24日(土)
会場 常設展示室4・5