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夏の森林センター

 場内には樹木見本園として植栽された珍しい樹木や草花がありますが、樹林下や苗畑、歩道脇に自生する興味深い植物も見ることができます。ここではその一部を紹介します。

■木本類

イワガラミ(ユキノシタ科ユキノシタ属)

裏山に上る道沿いに自生する。ツル性の落葉木本で気根を出して樹木などに這い上がる。(H17.6.9撮影)

ヤマモモ(ヤマモモ科ヤマモモ属)

展示館周辺に植えられたもの。雌雄異株で花は3-4月に見られる。ヤマモモには品種があり、見本園の中にも実が甘いものや苦いもの、大きいものや小さいものがある。(H17.6.20撮影)

アジサイ(ユキノシタ科ユキノシタ属)

アジサイはガクアジサイから創られた園芸品種で、土壌の酸性度などによって花色が青から赤に変化する。場内の生活環境保全林内の沢筋に多く植えられており、花色は青のものが多い。(H17.6.29撮影)

ガクアジサイ(ユキノシタ科ユキノシタ属)

日本固有種で観賞用として公園などによく植栽されている。生活環境保全林内やアジサイ・サクラ園などいろいろなところに植えられており、6-7月の花期には見ごたえ十分。(H17.6.29撮影)

トケイソウ(トケイソウ科)

花の形が時計を思わせることからこの名がついた。半落葉のツル性木本で、夏から秋にかけて珍しい形の花を咲かせる。展示館周辺の花壇に植えられている。(H17.6.29撮影)

リョウブ(リョウブ科リョウブ属)

真夏に白い花を多数つけ、場内で見ることのできる代表的な樹種の一つ。新芽や若葉を救荒作物として利用されてきた植物で、新芽はテンプラなどにして食べることができる。(H17.7.19撮影)

コマツナギ(マメ科コマツナギ属)

沢に面した小崩壊斜面に自生している。名前は茎が丈夫で馬(駒)をつなぐことができるところからついたとされる。野山の日の当たる場所に多く、下から順に花が咲く。(H17.8.4撮影)

■草本類

ヒメジョオン(キク科ヤシヨモギ属)

明治初期に渡来し帰化した植物。休耕中の苗畑に群生したもの。(H17.5.31撮影)

コバノタツナミ(シソ科タツナミソウ属)

裏山へ上る道沿いに自生する。葉が一方向を向きそろう姿を、葛飾北斎の描く波しぶき(立浪)に見立て、さらに葉が小さいためコバノがついた。他の草に紛れてひっそりと咲く姿は、立浪とはまた違った感じを受ける。(H17.6.9撮影)

オカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)

谷間の日当たりの良いところに咲いている。同じ場所に咲くオカトラノオの花穂はどれも同じ方向に伸びるので面白い。(H17.6.13撮影)

タケニグサ(ケシ科タケニグサ属)

生活環境保全林内に見られる。野山の藪などに生え、高さは1-2mにもなる。名の由来は諸説あり、果実が熟して風にそよぐとサラサラと鳴るところが竹に似ているからとも言われる。(H17.7.6撮影)

キキョウ(キキョウ科キキョウ属)

香川県では準絶滅危惧種に指定されている。キキョウの花弁は通常5裂であるが、写真は4裂のもの。自然の気まぐれに出会えた。(H17.7.29撮影)

ヨモギ(キク科ヨモギ属)

ヒノキ採種園周辺の道にて撮影。古代より日本人に親しまれてきた草である。写真はその綿毛。(H17.8.4撮影)

タカサゴユリ(ユリ科ユリ属)

事務所前の石垣近くにたくさん植えられている。花に淡紫色の筋が入るのが特徴である。台湾原産。(H17.8.16撮影)

ユリ(ユリ科ユリ属)

事務所裏の草原に咲いている。タカサゴユリと似ているが淡紫色の筋がない。(H17.8.17撮影)

ヤブラン(ユリ科ヤブラン属)

アジサイ・サクラ園の前を通る道沿いにて撮影。他にも場内の道の脇や試験林内の木陰に見ることができる。本種の他に場内では大株にならないコヤブラン、花が少なく小さいヒメヤブラン、花の白いノシランも咲いている。(H17.8.19撮影)

ツルリンドウ(リンドウ科ツルリンドウ属)

裏山へ上る道沿いに自生する。森の中や林縁にひっそりと咲いているのでよく目を凝らさないと見つけにくい。冬になると赤い実が目立つようになり、いろいろなところに生えていたことが分かる。(H17.9.13撮影)