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公開日:2020年12月10日

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その他の農産物

さぬきの夢2000

さぬきの小麦で「さぬきうどん」をつくりたい!そのうどんを食べたい!という香川県内のうどんを愛する人々の夢の結晶として平成12年に誕生したのが、県農業試験場が開発したさぬきうどん用小麦「さぬきの夢2000」です。
平成4年に香川県農業試験場で交配が始まり、平成15年3月に品種登録されました。

この小麦でつくったうどんは、ゆでると、食欲をそそる透き通った淡黄色となります。また、最大の特徴はコシのあるモチモチ感で、今までにないタイプです。表面がつるりとして「のどごし」がよく、素朴な味わいの中に甘みがあり、風味も豊か。なつかしい小麦の香りがほんのりと漂います。

製麺時の特徴

ゆでるとさっと現れる透き通った淡黄色は、めんの外面を引き立て、食欲をそそる自慢の色です。

食感

最大の特徴はコシのあるモチモチ感で、表面がつるりとしたのどごしのよい食感のめんに仕上がります。

味・香り

素朴な味わいの中に甘みがあり、風味も豊かです。なつかしい小麦の香りがほんのりと漂います。

産地

高松市、綾川町、丸亀市

生産者数

2135名(平成18年度)

栽培面積

1,420ha

生産量

4,570トン

さぬきよいまい(酒造用米)

香川県独自の日本酒をつくるため、香川県酒造協同組合と香川大学、香川県農業協同組合、香川県が連携して開発した、初の県オリジナル酒造用米の新品種です。
香川県独自の日本酒をという香川県酒造協同組合の依頼により、香川大学が平成7年に香川県内で栽培されている「オオセト」と全国的に栽培されている「山田錦」を交配したことに始まり、様々な試験や調査を経て、平成18年3月に香川県酒造協同組合、香川大学、香川県農業協同組合、香川県の4者共同で、品種登録の出願を行いました。
この米で造った酒は、(独)酒類総合研究所のきき酒によると、香り、味ともオオセトと山田錦の良いところを受け継ぎ、キレがありバランスよい酒と評価されており、優れた品質の酒米として期待されています。
平成19年4月から県内の酒造会社4社がこの米をつかった日本酒をさぬきよいまいの統一ロゴマークをつけて、製造販売しています。

産地

さぬき市

生産者数

約30名(19年産)

栽培面積

14ha(平成19年産)

生産量

約70トン(平成19年産見込み)

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