医療連携

 

 医療の高度化や専門化の進展、急速な高齢化や疾病構造の変化、さらには医療費の増加など医療を取り巻く環境は、大きく変化しています。がん、脳卒中などの病気になった場合、一つの病院だけでの治療ではなく、回復過程に応じて複数の医療機関で各段階のサービスを受けるようになってきました。病気が回復して自宅に帰るまでには、回復過程に応じて、「急性期を担う病院」「回復期を担う病院」「維持期を担う病院・診療所」さらには「介護サービス事業者」など複数の医療機関等が関わることになります。

 県民だれもが、いつでも、どこでも身近な地域で病状に応じた適切な医療をより効果的に受けることができるようにするためには、病院や診療所、歯科診療所、薬局、介護サービス事業者等が、それぞれの役割分担のもとに、相互に連携し、補完しあいながら、切れ目のない医療サービスを提供することが重要です。
 「第五次香川県保健医療計画」では、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の4つの疾病について、それぞれの疾病ごとの医療連携体制の望ましい姿をお示しすることとしています。現在、脳卒中についての各段階を担う医療機関の名称を県のホームページで公開しています。

 

 ・脳卒中の医療連携体制に係る各段階を担う医療機関の名称の公開について

  

 

 

 西讃保健福祉事務所では、三豊保健医療圏内(観音寺市及び三豊市)を中心にした医療連携状況について、平成20年の状況を入院患者を有する医療機関に照会して、その結果を取りまとめました。

 

・三豊保健医療圏内を中心にした医療連携図(平成20年の状況 *地域連携クリティカルパスを導入しているもの)

 

  ・主疾病名:脳卒中

  ・主疾病名:大腿骨頚部骨折

 

     

*地域連携クリティカルパスとは
急性期から回復期を経て早期に自宅に帰れるような診療計画を作成し、治療を受ける全ての医療機関で共有して用いるものです。診療にあたる複数の医療機関が、役割分担を含め、あらかじめ診療内容を患者に提示・説明することにより、患者が安心して医療を受けることができるようになります。