ADHD児へのかかわりかた

 ADHD児への援助

 ADHDの子どもには「早い気付きとじっくりとした対応」が重要です。以下にかかわり方のポイントをいくつか挙げました。指示がうまく通らないときなど、「ひょっとしたら、ADHDとしての特徴のためかも?」と、発想を変えてみることが必要です。

焦らずにおおらかな心で見守る
 子どもがかんしゃくやパニックを起こした時は、子どもが落ち着くまでいろいろな声かけをするのはやめて、落ち着いてから「どうしたかったのか」を聞きましょう。事前に混乱が想定される場合は、「○○があったらどうする?」「△△って言おうね」と、子ども自身がルールを思い出し、気付かせるような言葉かけをしましょう。
わかりやすい声かけをしている大人とADHDの子どものイラスト
わかりやすい指示を与える
 言葉だけでなく、絵カードなどを使い、視覚に訴えます。漠然とした表現を避け、具体的なことばで伝えるようにします。
くどくどと叱責しない
 叱責により信頼関係が崩れたり、本人が自信を失ってしまうこともあるので、くどくど叱責せず「○○するともっとうまくいくよ」などと励ますようにします。
上手なほめ方
 良い変化が見られたら、すかさずその場でほめましょう。スモールステップで、少しずつ課題に取り組めるようにすることで、やる気を起こしたり成功体験を積ませることも必要です。
ほめる時はみんなの前でほめ、注意が必要な時は個人的に注意する
 これによって、周囲にその子どものマイナスイメージがつくことを防ぎ、子どもの自己評価を下げずに済みます。
環境を整える
 気が散りやすいのでいろいろな物が目に入らないように、刺激を少なくし、集中しやすい環境を工夫します。

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