軽度発達障害と呼ばれる子どもたち

 ADHDについて、よりよく理解していただけましたでしょうか?
 平成14年10月の文部科学省の調査によると、ADHD・LD(学習障害)・高機能自閉症等の3障害をあわせた軽度発達障害の児童は、小・中学校の通常の学級に6.3%在籍していると報告されています。
 いずれも、外見上の特徴もなく、明らかな知的障害も認められない一方で、中枢神経系の機能的な特徴を持っている子どもたちです。
 ここでは、ADHD以外の軽度発達障害についても触れておきたいと思います。

 LD(学習障害)

LD(学習障害)の子どものイラスト

 L(ラーニング)=学習、D(ディスアビリティ)=力を出し切れないという意味です。LDの子どもは「きく」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」 といった、学習に必要な基礎的な力につまずきが生じます。いずれの方面が苦手になるかはその子どもによって違います。
 基礎的な力のハンディから、どうしても学習面で特定の教科が遅れてしまいやすく、「どうしてできないの?」「ちゃんと勉強しなさい」等の叱責の対象となることが多かった子どもたちです。

子どもの特性にあわせて関わっているイラスト

 どんなに努力してもどうにもならないことで、「がんばれ」と言われつづけ、自尊感情(セルフエスティーム)が傷つけられる結果となる場合があります。その子どもの特性にあった特別支援教育が必要と考えられています。
 また、ADHDや高機能自閉症の子どもたちで、LDを重複しているケースも多くあります。

 高機能自閉症等

 

 知的な障害を伴わない自閉症のことです。自閉症の特徴である「社会性の障害/対人関係のまずさ」、「コミュニケーションの障害/ことばの遅れ、奇妙さ」、「想像力の障害/こだわりの強さ」の3つの症状を持っています。
 詳しくは、『「自閉症」の子ども達 〜その理解と接し方〜』(平成17年3月発行)をご参照ください。

        
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