「気をつけよう」
(平成24年度提供分)

平成24年4月提供分

●貴金属の訪問買い取り
 
 「『貴金属を買い取る』と言って業者が訪問し、強引な口調でせかされ、よく考えずに安価で売ってしまった」との相談が寄せられています。業者が突然訪問してきて「査定するだけ」などと言われても、売る気がないならきっぱりと断りましょう。また、業者の所在地や電話番号を確認し、買い取り価格の計算根拠や買い取り条件も十分確認した上で見積もりの書面を出してもらいましょう

●悪質な廃品回収業者
 
 「『何でも引き取ります』とアナウンスを流しながら回っていた廃品回収トラックを呼びとめ、廃品物をトラックに積み込んだ後、高額な作業代を請求された」との相談が寄せられています。「無料回収」と言っていたのに、高額な請求をしてくる場合もあります。不審な場合はきっぱり断りましょう。粗大ごみなどの処分は、住んでいる市町のルールに従って行いましょう。

平成24年5月提供分

●オンラインゲーム
 
 「中学生の息子がスマートフォンからオンラインゲームのアイテムを買い、8万円の請求がきた」との相談が寄せられています。以前アイテムを購入するため、一度だけ父親がクレジットカードの番号を入力したことがあるそうです。ネット上のクレジットカード決裁は一度番号を入力すると登録となるサイトもあり、次回から簡単な認証のみで利用できます。ルールをよく話し合っておきましょう

●架空の告発通知
 
 「児童女性保護を名乗った団体から『あなたが以前購入したわいせつDVD販売業者が摘発された。被害女性の意向により、期日までに連絡がなければ刑事告発する』との内容の『告発通知』が届いた」との相談が寄せられています。これらの内容は全くのうそです。連絡すれば多額の請求をしてくる可能性があります。決して連絡してはいけません。

平成24年6月提供分

●パチンコ攻略情報の取引
 
 「『パチンコ攻略情報完全無料、必ず勝たせます!』と書かれた雑誌広告を見て電話で申込んだところ、次々と高額な攻略情報料を請求されるし、全く勝てない」との相談が寄せられています。必ずもうかる方法などあり得ません。攻略法関係の取引は被害回復が困難です。広告に「無料」などと表示があっても信用せず、絶対行わないようにしましょう。

●安愚楽牧場の2次被害
 
 「ある業者から『(和牛オーナー制度が行き詰まり、4000億超の負債を抱えて破綻した)安愚楽牧場の債権を買い取っている。被害額はいくらか』と電話があり、その後、消費者庁から委託を受けたという別の業者から『その業者なら信用できる』と言われたが、信用してよいか」といった相談が寄せられています。行政機関が特定業者を勧めたり、個人情報を業者に提供することは一切ありませんので、絶対に信用してはいけません。不審なときは相談ください。

平成24年7月提供分

●海外通貨
 
 「コンゴ通貨に関する封筒が届いた直後に、業者から『封筒を送り返したら3万円の金券と交換する』と電話があった」との相談のほか、ベトナムのドン、トンガやスーダンの通貨購入に関しても相談が寄せられています。「今買えば必ずもうかる」などと勧誘してきますが、こうした通貨の日本円への換金は極めて困難です。安易に話を信じてはいけません


平成24年8月提供分

●ワンクリック請求
 
 「無料アダルトサイトの年齢認証ボタンを押したところ、突然登録となり、9万円を請求された」との相談が寄せられています。芸能ニュースや音楽などの別サイトから、アダルトサイトに飛んで料金を請求されることもあります。登録する意思がなかった以上、支払う必要はありません。確認の連絡をすると個人情報を知られ、さらに請求がくる恐れがあるため、決して連絡しないようにしましょう

平成24年9月提供分

●還付金詐欺
 
 「
社会保険事務所の職員を名乗り『保険料を払い込み過ぎているので還付します。近くのスーパーのATM(現金自動預払機)に行って』という電話があった」といった相談が寄せられています。これは公的機関を装い金をだまし取る還付金詐欺の手口です。ATMで公的なお金が還付されることは絶対ありません。不審な時は消費生活センターや警察に相談しましょう。

平成24年10月提供分

●火災保険と住宅修理
 
 「『台風で壊れた箇所はないか。火災保険で修理できる。お宅を無料診断し、保険申請も手伝う』と電話があったが、信用してよいか」との相談が寄せられています。これは住宅修理工事契約を結ぶことを目的にしていると思われますが、不必要な修理だったり、保険金が下りない場合もあります。自然災害で損害を受けたら、まずは自分で損害保険会社に連絡し、確認しましょう。

平成24年11月提供分

●注文していない健康食品
 
 「『注文のあった健康食品を代金引換で送る』と電話があったが注文した覚えはない」との相談が寄せられています。「注文を録音している」と言われることもあります。消費者が承諾していないにもかかわらず一方的に商品を送りつけられた場合、代金支払いの義務はなく、受け取る必要もありません。必要なければはっきりと断りましょう。

●もうけ話の二次被害
 
 「以前、投資話を勧誘され損をしたが、最近、別の業者から『最初の業者の海外資産が見つかったので、損を回収できる』との勧誘電話があった。本当だろうか」との相談が寄せられています。これは、損を取り戻したいという被害者心理につけ込んだ悪質な手口です。弁護団や消費生活センターなどを名乗るケースもあります。


平成24年12月提供分

●介護ベッドでの事故
 
介護ベッド用手すり(サイドレールなど)による重傷・死亡事故が発生しています。死亡事故の多くは、利用者の首が手すりのすき間やベッドボードと手すりのすき間に挟み込まれたことによるものです。利用者や介護者などは、危険な部分があるかどうかを確認し、危険な場合は部品を入手して取り付けるなど対策が必要です。

●海外宝くじ

 
「『宝くじで3億円当せん。受け取り手数料2000円を払い込むように』という郵便が海外から届いた」との相談が寄せられています。『最終通告賞金支払通知』と記載されている場合もあります。これは、宝くじ当せんと偽ってお金をだまし取る手口です。誘い文句に惑わされ、送金してはいけません。無視しましょう。国内での海外宝くじの取引は法律違反です。


●弱みにつけ込む祈祷
 
「雑誌広告に無料と載っていた開運ブレスレットを頼んだら、送られた後で5万円の祈祷料が必要と言われた。さらに、運気が悪いので祈祷料150万円必要と言われた」との相談が寄せられています。これは、不安をあおって弱みにつけ込み、高額な祈祷料を要求する悪質な手口です。お金を支払ったから運が開けるというわけではないと理解しましょう。

●狙われる認知症高齢者
 「『6万円で瓦の修理をすると業者が来た』と高齢で認知症の母親から聞いた。翌日、業者が作業はしたと言って集金に来たので支払ってしまった」との相談が寄せられています。領収書の電話番号もつながらず、見積書や契約書もなく、実際、作業が行われたかどうかも不明なまま請求されています。家族や身近な人の見守りが不可欠です。

平成25年1月提供分

●餅などの窒息事故
 
1月は餅などによる窒息事故が多くなっており、85%以上が高齢者に起きています。餅などの食品は小さく切るなど、食べやすい大きさにし、一口の量は無理なく食べられる量にしましょう。また、急いで飲み込まず、ゆっくりとかみ砕いてから飲み込むようにしましょう。お茶や水などを飲み、喉を湿らせながら食べることも有効です


●カニの送り付け商法
 
突然、カニなど魚介類の購入を勧誘する電話があり、「買うと言っていないのに商品が送られてきた」「断ったのに商品を送ると言われた」という送り付け商法の相談が寄せられています。承諾していないのに一方的に送られてきても、支払いの義務はなく、受け取る必要もありません。支払ってしまうと代金を取り戻すことは困難です。安易に受け取らないようにしましょう


●還付金詐欺

 社会保険事務局の職員を名乗る電話で『医療費の還付があります。近くのATM(現金自動預払機)に行って』と言われ、指示どおりにし、お金をだまし取られる詐欺が発生しています。公的機関は請求手続の電話案内やATM操作の要求はしません。ATMで公的なお金が還付されることは絶対ありません。不審な時は消費生活センターや警察に相談しましょう


●換気扇フィルターの訪問販売
 「新築アパートに換気扇の説明をすると言って業者が来た。アパートの管理会社関係のように話すので、強制だと思い換気扇フィルターを契約したが、全く関係なかった」との相談が寄せられています。これは、新築住宅などを訪問し誤解に乗じて商品を売りつける手口です。業者名や目的を十分に確認し、不審な時は相手にしないようにしましょう

●インターネットショッピング
 「インターネットショッピングで前払いで商品を購入したが、注文した商品と違うものが届いた。業者と連絡が取れない」との相談が寄せられています。インターネットでの買い物は便利に気軽に利用できる反面、連絡が取れない、商品未着や返品などに関してのトラブルが多く発生します。連絡先、返品特約、支払い方法などを必ず事前に確認し、信用できるショップを選びましょう。


●インターネットオークション
 「ネットオークションで落札し、代金を振り込んだが商品が届かない」との相談が寄せられています。一般的なネットオークションでは、出品者と落札者が直接取引を行います。オークションサイトは原則取引のトラブルには関与しないので、サイトの評価欄で出品者の過去の状況をチェックするほか、補償制度を確認しましょう。疑問があれば出品者に事前に質問し、記録に残しておきましょう


平成25年2月提供分

●通信回線契約
 
『電話代が安くなる』と勧誘され、光回線を契約したが説明と違う」「断ってもしつこく勧誘される」などの相談が寄せられています。執拗な勧誘については、業者名(代理店名)、連絡先を聞いたうえできっぱりと断りましょう。通信回線契約はクーリング・オフ制度がありません。即断は避け、サービス内容、解約の条件などについて確認することが重要です。

●皇室写真集の送り付け
 
注文した覚えがない皇室写真集が届き請求書が入っていた」との相談が寄せられています。これは「ネガティブ・オプション」(送り付け商法)と呼ばれ、注文していないので、支払い義務はありません。商品を受け取り後14日(業者への引き取り請求後7日)たてば処分しても大丈夫です。事前に電話をしてから商品を送ってくる場合も多いので、あいまいな返事は禁物です

平成25年3月提供分

●敷金返還トラブル
 
賃貸住宅を退去したが、敷金が返却されず、さらに追加費用を請求された」との相談が寄せられています。借主には建物の原状回復義務がありますが、通常の使用で生じた損耗の修繕費を負担する必要はありません。退去時には家主側の立会いの下、現状の確認をしましょう。また、退去時に示された原状回復費用の内訳について、家主側に十分な説明を求めましょう。

●引っ越しトラブル
 
春は引っ越しサービスを利用する人が多い季節です。荷物の紛失や損傷、見積もり以上の請求などのトラブルを避けるためには、複数の業者から見積もりを取り、サービス内容を尋ねるなどして、業者を決めましょう。見積書、約款などで契約内容をしっかり確認しましょう。また、引っ越し作業時と作業終了後は、必ず点検、確認をしましょう。


●リコール対象商品の確認

 身の回りにリコール対象製品はありませんか?製品の安全性に問題がある場合、メーカーは無償修理や回収などを行うリコールをします。消費者が対象製品だと知らずに使い続け、命に関わる重大な事故も起きています。事故を防ぐために、身の回りにある製品をもう一度確認してください。消費者庁のホームページ「リコール情報サイト」で情報提供を行っています。