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2年時の「造形」の実習は、毎週金曜の午前に7階絵画室で実施しています。指導員は彫刻家の池田清史先生です。実習の主な内容は、石膏の塊から形を削り出す彫刻や模刻にはじまり、石膏・ひき型・シリコンなどいろいろな素材を使って立体造形の技法を学び、乾漆の器物などを作ります。
素材の特性の知識を得ることで創作の巾が広がるので、研究生達は熱心にメモを取りながら実習に取り組んでいます。
また、19~20世紀の美術史についての講義では、映像を見ながら日本のみならず世界の近代美術の流れを学べます。
果物や野菜を石膏で型取りし、乾漆素地を作りました。
池田先生から細やかな指導が受けられます。
いろいろな道具や材料を使用するので、創作の巾が広がります。
~別の実習日には~
池田先生の海外渡航時のお話を聞いたり、日本・世界の美術史の講義も受けられます。
石膏型に布を内張りする方法で乾漆を作っているところ。
石膏型から割り出して取り出した果物の乾漆。
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