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研究生・研究員・修了生の声
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【研究生】
※平成27年3月に研究生から提出された感想の中から抜粋したものです。
漆芸は完成までの過程が他の作品とは違い、かなりの時間をかけて仕上げていきます。一つ一つの工程に意味があり、一つでもおろそかにしてしまうと素直に影響が出てしまいます。せっかちな私は何かと失敗していました。失敗を重ねてようやく理解できたときは本当に嬉しくて「もっと上達したい!」と意欲もわきます。しかしまた同じ失敗を繰り返し落ち込んだりと、忙しい日々が続きました。(1年:女性)
香川に来て、刃物の扱い方はもちろん、漆の塗り方も、これまで京都で聞いていた漆の職人さんのやり方とは、また違ったやり方を、作家の先生方から聞くことができて、とても面白いです。(1年:女性)
入所してすぐに自分が使う道具作りが始まり、道具を作るところからするのかと驚きました。ですが自分で道具を作ることで、道具が壊れても直すことができますし、自分が使いやすいように工夫することもできるようになりました。(1年:女性)
2年生では、最初に与えられた器物に自分で考えた図案を考えるのがとても難しく感じました。1年生で基本的なことはしていましたが、どんな彫り方や塗り方をしたら効果的なのか、どういった行程を踏んでいけば完成に持っていけるのかということを考えるのは、とても楽しかったです。3年生からは器物の形も自分で決めて制作ができるので、とても楽しみです。2年間やってみても、どんな表現ができるのかまだまだ分からないことばかりですが、最後の1年間は自分らしい彫り方や色などを探っていきたいです。(2年:女性)
今年度制作した作品の反省点としては、図案を何回も修正して、完全にバランスも形もいい状態になったものを置き目するべきだったということです。下図の完成度が高くなければ、結局いいものにならないということがわかりました。(2年:女性)
作品の完成というのは、何にもまして喜びと充実感を得ることが出来ました。この気持ちが毎日の仕事の糧になるのだと思いました。そしてまた新たな課題というのが浮き彫りになってきました。(2年:女性)
研究所では、困ったことや分からないことはいつでも先生方に聞くことができ、設備も素晴らしいものがそろっていました。こんなにも恵まれた環境で学ぶことができたありがたさを思う反面、今後、研究所を出たあとは、自宅ですべての漆の仕事をすることになると思うと、不安もあります。この3年間で学んできたことを忘れずに、漆と真摯に向き合い、良いもの作れるよう努力していきたいです。(3年:女性)
研究所でお世話になった先生方や同期の仲間、下級生との出会いも、研究生活の中で得られた貴重なものです。特に、山下義人先生には自然を図案にするプロセスのエッセンスを教えていただくことから始まり、高蒔絵や布地の裏打ちなど、ひとりでは習得できないことを数多くご指導いただき大変感謝しております。また同期の修了生は8人という大人数で勢いがあり、お互い刺激しあい、助け合い、全員で成長していった仲間であると実感しています。これから先も変わらず漆芸を愛し、研究していく仲間ができたと嬉しく思っています。(3年:女性)
毎年1年を振り返っていつも思うことが、先生方の指導していただけることの一つ一つがこれから漆を続けていくうえでの力になることを改めて思います。「失敗するのは今のうち」だと言っていただけたように、失敗しての作業のやり方など様々なことを勉強させていただきました。人より失敗の多い私ですが3年間作品を作り続けられたこと、これからも続けていけたらと思えるよう御指導してくださり、ありがとうございました。まだまだ漆に携わるように将来を考えていきたいと思います。3年間本当にありがとうございました。(3年:女性)

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