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複式簿記講座

簿記原理A 費用・収益と損益計算書 (第3回)

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  損益計算書とは、農業経営の経営成績を明らかにしたものです。経営成績は、収益−費用=利益(損失)で表されます。
 農業者等が経営活動を営む中では、必ず、費用または収益が発生(損益の発生)します。その収益から費用を差し引いたものが利益であり、簿記ではこれを純利益または純損失(赤字の場合)といいます。

○収益(資本を増加させる原因)

 経営者が経営活動を通じて得た収入を簿記では収益といいます。

<例>
 香川さんの資産が現金50万円、米50万円、機械100万円、負債が長期借入金50万と仮定し、今日1日で、米50万円全部を100万円で販売し、 代金を現金で受け取ったとします。朝の貸借対照表と夜の貸借対照表を比較すると次のような財産の変化がわかります。

 上図で、資本が150万円から200万円へと50万円増加しています。これは、新たに元入れをしないで生じたものであり、収益を得ることにより、 資本金が増加することがわかります。

○費用(資本を減少させる原因)

 経営者が経営活動を通じて収益を得るために支出した部分(努力)を簿記では費用といいます。
<例>
 上図から、次の日に、種苗費20万円を現金で支払ったをする。朝の貸借対照表と夜の貸借対照表を比較すると次のような財産の変化が分かります。

  上図で、資本が200万円から180万円へと20万円減少しています。つまり、費用は、収益とは逆に資本金の減少という側面を持ち合わせています。

 このような資本の増加、減少を、一定期間における収益と費用を用いて明らかにするために、下図ような損益計算書が作成されます。
損益計算書
自 平成14年1月1日 至 平成14年12月31日

注)簿記の結果を経営分析等に用いるため、費用、収益を上記のように分けて考えると良いでしょう。