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アート
目次
県では、平成13年度から東京藝術大学美術学部と連携し、文化芸術に親しみ参加する機会を提供し、地域の文化芸術を担う人材の育成や地域の活性化につなげるため、県内各所で現代美術の作品制作・展示やワークショップ等を実施しています。
令和4年度からは、これまでの活動に加え、アーティストの制作活動を間近に体感することで創造性等を養うなど、人材育成により力を入れた、香川県・東京藝術大学連携事業「瀬戸内海分校プロジェクト」が始動しました。中学生・高校生が、同大学が派遣する国内外で活躍中のアーティストとともに、作品制作の着想を得るためのフィールドワークや、作品制作、展覧会の準備・開催といった一連の流れを、実践的に学ぶアートプロジェクトとなっています。
「海は人を愛する」というメインテーマのもと、今年度は「ひと⇄うみ」をサブテーマに、瀬戸内海とそこに暮らす人々とのつながりに注目して、作品の企画構想や制作に取り組んできました。
参加中高生は、「メディア表現」・「イラストレーション」・「絵画・インスタレーション」・「写真・インスタレーション」の4チームに分かれ、それぞれのアーティストとともに活動しました。
<リサーチ・企画編>仕事や趣味を通して「海」と関わる人のポートレート作成の様子(イラストレーション分野)
<リサーチ・企画編>潮目に生息する生物観察の様子(写真・インスタレーション分野)
<制作編>125台のカメラで3Dモデル作成のためのスキャンをする様子(メディア表現分野)
<制作編>大漁旗をモチーフにしたモザイクアート作成の様子(絵画・インスタレーション分野)
「リサーチ・企画編」、「制作編」を経て完成した、4人のアーティストと中高生らによる個性豊かな作品が、いよいよ展示されます。会場は、香川大学が地域型研究拠点施設として今年8月に整備し、開所した芸術未来研究場せとうち。この自然に囲まれた真新しい会場で、今年度の活動の集大成となる個性豊かな展覧会をお楽しみください。
開催概要 「ひと⇄うみ」展 主催:香川県、東京藝術大学、香川大学 会期:令和6年10月5日(土曜日)~11月10日(日曜日)のうち、金・土・日・祝休日開催、11時~16時 (毎週土曜日・11月3日・10日は20時まで延長して開館、10月27日は休館) 香川大学芸術未来研究場せとうち(香川県高松市庵治町鎌野4511-15香川大学瀬戸内圏研究センター庵治マリンステーション横) 料金:無料 |
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