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青木石の採石の歴史は古く、豊臣秀吉が大阪城を築城した時に、青木石を使用したことが始まりといわれています。以来数百年を経て現在でも、墓石材をはじめ、記念碑や石像など、さまざまな石建築の分野で利用され、新たな歴史を刻み続けています。
青木石は、花崗岩という種類の石です。独特の青みがあり硬質ですが、石自体に粘り気があるため加工しやすく、加工持ちが良いのが特徴です。一般的な「お墓」に使われている品質の青木石は、採石された中の1~5%ほどしか採れない貴重なものです。採石時に爆薬による発破をかけることも多く、近くにいればダイナマイトの低く鈍い爆発音を聞くこともあります。
横瀬さんは、広島校区連合自治会の会長をされています。
「広島の青木地区で、広島西小学校が廃校となった後、島民の要望もあり、デイサービスセンターが開設されました。しかし、2001年(平成13年)に事業が継続できなくなり、その後、私たちがNPO法人「石の里広島」を設立してセンターを運営しています。
自主事業として毎週、配食サービスを実施しており、センターでは利用者が、テレビを見たり、カラオケやおしゃべりをして日々楽しく過ごしています。」
広島校区連合自治会 会長
横瀬 實さん
「広島の島内には、公共交通機関がなく、交通機関の充実は、高齢化が進む島にとって特に必要なものです。
NPO法人石の里広島は、2009年(平成21年)からコミュニティバス(自家用有償旅客運送)の運行をスタートしました。バス停は、島で採れる青木石で造られたもので、とても珍しいものとなっています。」
亀山さんは、ヒロニンダの生産者です。
「ヒロニンダとは、良質のニンニクと有精卵の卵黄のみを8時間かけて焙煎し、粉末状にしたミネラルいっぱいの食品です!朝の味噌汁や牛乳に入れたり、カレーに入れるのがオススメです。有精卵は、文部科学省指定の鳥骨鶏(うこっけい)と香川産さぬきコーチンを掛け合わせてとれた卵を使っています。
ヒロニンダを食べると、”風邪を引かなくなる”、”血液がサラサラになる”、”夏バテをしない”、”快眠できる”という効果があります!」
亀山 守江さん
「ヒロニンダは、1990年(平成2年)に広島トライアスロンが開催された頃から作り始めました。使用しているニンニクは自家製です。作業は全て手作業で行っており、出荷する商品に押している判子のロゴマークのデザインも私が考えました。
ちなみに、ヒロニンダという名前は、”ヒロ”は広島、”ニン”はニンニク、”ダ”は良いものだ!という意味からきています。」
「広島ならではのバス停」
島内を走るコミュニティバスのバス停は、なんと島で採れる青木石で造られたものです。バス停として綺麗な青木石が使用されるのは、全国的にも珍しい光景だと思います。なんとも贅沢なこのバス停、広島にお越しの際はぜひ見てみてください。
「いろは…」を頭文字にした金言を刻んだ石碑。500mおきに建ち、43基すべて巡ると島を一周できます。
毎年10月頃には「いろは石ウォーク」も開催。刻まれた書は島出身の書道家、藤本正樹氏のもので、全て地場産業の青木石で造られたものです。
アクセス:500mおきに設置されています。
王頭山の標高は312m、塩飽諸島最高峰です。王頭山の山頂付近には、独特な形の巨石が並ぶ異質で趣のある空間が広がっていて、王頭砂漠と呼ばれています。道中は険しいですが、それを乗り越えたところに絶景があります。
アクセス:港から登山口まで徒歩約15分
総ケヤキ造りの邸宅。かつての塩飽大工の技術と、見事な石垣を堪能できます。見学は外観のみ、個人のお宅なのでマナーを守って見学してください。
港から徒歩約30分(登り坂)
丸亀市の北約12.5kmの海上にあり、塩飽諸島の中で最大の面積をもつ島。標高約312mの王頭山は、塩飽諸島の最高峰です。また、弥生時代の遺跡がある心経山は、空海(弘法大師)が四国巡錫の際に、山に登り堂を建て、修行を行ったと伝えられています。戦国時代末期、長宗我部(ちょうそかべ)氏に敗れた香川一族と長尾一族の落人が南岸に住みついたとされ、本島と同じく人名(にんみょう)の島でした。
主要産業は採石業で、島の南西部で古くから花こう岩(青木石)が採掘されています。また、多くの自然が残る海水浴場があります。
◆2014年(平成26年)4月1日現在の運賃です◆
※時刻表・運賃について、詳しくは各ホームページにてご確認ください。
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