石井正樹氏(土庄町、農業自営)農林水産大臣賞を受賞!
平成26年度(第15回)民間部門農林水産研究開発功績者表彰事業(農林水産省と公益社団法人 農林水産・食品産業技術振興協会の共催)において、石井正樹氏が、農林水産大臣賞を受賞しました。
1農林水産大臣賞を受賞する石井正樹氏について
- 業績名:オリーブ粕の飼料化技術と地域ブランド化の推進
- 研究内容・成果
「オリーブ飼料」の開発にあたり、最初にオリーブ粕を「渋柿」の原理で天日干しすることにより、渋みが取れて牛が食べることを発見した。さらに、高温乾燥することにより、糖分がメイラード反応を起こし、牛の嗜好性が増すこと、「オリーブ飼料」を給与することより、肥育成績の向上とともに、抗酸化物質などが高くなり、さっぱりとした味わいになることを発見した。この成果をもとに、小豆島の他の2戸とともに「小豆島オリーブ牛」として販売したところ、高い評価を得たので、さらに「オリーブ飼料」の増産に取組み、県下全域に「オリーブ牛」の生産を拡大し、ブランド化を推進した。
2平成26年度(第15回)民間部門農林水産研究開発功績者表彰事業とは
農林水産業その他関連産業に関する研究開発のうち民間が主体となって行っているものについて、その一層の発展及びそれに従事する者の一層の意欲向上に資するため、優れた功績をあげた者を表彰するものです。