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公開日:2015年10月26日

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AED設置状況登録について

AEDとは

AEDは心臓発作などの際に、救急車の到着までの間に電気ショックを与えて救命措置を行う機器です。
平成16年7月から一般の方の使用が認められ、現在香川県でも学校、駅、公共施設、商業施設等を中心に多数の施設に設置されています。
※「AEDを使用する」だけで救命率が向上するということではありません。
救急車やAEDの到着を待つ間に、継続した胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行ってください。

日本救急医療財団 全国AEDマップとは

日本で一般の方もAED(自動体外式除細動器)を使えるようになって10年を迎えたことから、一般財団法人日本救急医療財団では厚生労働省の要請を踏まえ、平成19年に構築したAED設置場所検索システムを改修し、地図上にAEDの設置状況を表現するいわゆる「全国AEDマップ」を構築しました。

<目的>
信頼性の高いAED設置情報を市民に提供することで、突然に心停止となった傷病者に対してAEDが使われる機会を増やし、救命率向上を図る。

<特徴>

  • 全国のAEDを一つの地図に掲載した。
  • 敷地内のAED設置位置がピンで特定されている。
  • AED情報の精度を4段階(青黄赤灰)に区別した。
  • 設置者が適正にAED管理すればピンを青色にできる。

<利活用>

  • 市民が身近なAED設置場所を日頃から把握できる。
  • 市民が緊急時に近在のAED設置場所を検索できる。
  • AEDマップを持たない都道府県が無料で引用できる。
  • 地域の自前AEDマップの補強に利用できる。(救急医療財団資料より)

日本救急医療財団全国AEDマップ(外部サイトへリンク)

AEDマップ

(マップ表示例)

AEDの設置およびAEDマップへの登録のお願い

「AEDの適正配置に関するガイドライン(補訂版)」(PDF:311KB)では、以下の施設に対しAEDの設置を推奨しています。
助かる命を確実に救うため、未設置の施設におかれましては、所管施設の利用状況等を勘案し、設置のご検討をお願いいたします。
また、既に設置済の施設におかれましては、上記「全国AEDマップ」への登録をお願いいたします。

<設置が推奨される施設>

  • 駅・空港・長距離バスターミナル・高速道路サービスエリア・道の駅
  • 旅客機、長距離列車・長距離旅客船等の長距離輸送機関
  • スポーツジムおよびスポーツ関連施設
  • デパート・スーパー・飲食店などを含む大規模な商業施設
  • 多数集客施設
  • 市役所、公民館、市民会館等の比較的規模の大きな公共施設
  • 交番、消防署等の人口密集地域にある公共施設
  • 高齢者のための介護・福祉施設
  • 学校(幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学、専門学校等)
  • 会社、工場、作業場
  • 遊興施設
  • 大規模なホテル・コンベンションセンター
  • その他(一次救命処置の効果的実施が求められるサービス、島しょ部および山間部などの遠隔地・過疎地、山岳地域等など)

<手順(新規登録の場合)>

  1. 購入されたAED製造・販売会社に連絡し、「AED設置情報の登録書」を入手してください。
    ※平成27年7月1日以降に購入、設置された方は、この登録書がAEDに同梱されています。
  2. Webまたは郵送にて登録ができます。詳細は「こちら(財団全国AEDマップ登録のご案内)」(外部サイトへリンク)をご覧ください。

AEDの適切な管理等の実施について

AEDは適切な管理が行わなければ、人の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれのある医療機器です。
いざという時に、AEDがきちんと使えるように、点検担当者を決めて日常点検を行いましょう。

厚生労働省「自動体外式除細動器(AED)の適切な管理等の実施について」(PDF:208KB)(ホームページ(AEDを点検しましょう!))(外部サイトへリンク)

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部医務国保課

電話:087-832-3256

FAX:087−806−0248