下水道事業の計画と現況

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高松市

概要

高松市は人口約42万人、面積約375㎢の都市で、四国の表玄関として政治、経済、文化の中心として発展してきた。瀬戸内海をはじめとした豊かな自然と都市機能とが絶妙に調和している全国でも有数の美観都市であり、平成11年4月には中核市に移行している。

公共下水道・特定環境保全公共下水道

①東部処理区(公共)

旧高松市は、古くから環境衛生の整備に力を注ぎ、昭和8年、現在の中心市街地の一部について下水道事業に着手した。そして昭和30年には計画区域を拡張・福岡下水処理場を計画し、昭和40年に汚水処理を開始、昭和45年度に処理能力4万㎥/日の施設(福岡処理場)が完成した。

昭和49年度に市街化区域全体を中部、東部、西部処理区に分けた公共下水道全体計画を策定し、そのうち東部処理区については昭和57年11月に単独公共下水道として東部下水処理場での処理を開始した。平成13年には香東川浄化センターの処理開始に伴い福岡下水処理場を廃止し、処理機能を東部下水処理場に統合したところである。 また、浸水区域の解消を図るため雨水管渠、ポンプ場の整備を継続し浸水のない都市づくりに努めている。

さらに、限りある水資源を有効利用するため、再生水利用下水事業に平成8年度着手し、平成30年4月1日時点で東部下水処理場の再生処理施設から58施設へ再生水を供給している。

②牟礼処理区(公共・特環)

平成18年1月10日に旧高松市と合併した旧牟礼町は、昭和40年代より民間による宅地開発が主要道路の周辺部や丘陵地で活発に行われ、人口も急激に増加し旧高松市の有力なベットタウンとして発展してきた。

その後、周囲の環境が急変する中、河川の水質が悪化し、当時唯一の上水道源に著しく影響が現れたことから、昭和46年より公共下水道事業に着手し、昭和49年には終末処理場の建設を開始、昭和54年10月に第1期工事部分の供用及び西部地区の一部の処理を始めた。

平成9年には特定環境保全公共下水道事業に着手し、平成11年4月に供用開始(牟礼浄化苑で処理開始)している。

また、平成4年度に下水処理水をトイレ用水等に再利用する国の「下水処理水循環利用モデル事業」の指定をうけ事業着手し、平成6年4月に2,100㎥/日の処理施設の供用を開始している。現在では石の民俗資料館の公共施設など計6箇所に送水している。

③庵治処理区(特環)

平成18年1月10日に旧高松市と合併した旧庵治町は「石材業」と「漁業」が町の基幹産業であり、漁業においては養殖漁業が盛んになってきたため、生活排水等による公共用水域汚濁の問題が重要視されるようになった。

そのため、公共用水域の保全と生活環境整備を目的として、昭和61年度に下水道基礎調査を実施、昭和63年度に特定環境保全公共下水道基本計画を策定し、平成2年度には事業認可を受け、平成3年度から下水道事業に着手し、平成12年1月に供用開始している。

流域関連公共下水道・流域関連特定環境保全公共下水道

④西部処理区(流域関連公共)

高松市においては、昭和49年度に市街化区域全体を中部、東部、西部処理区に分けた公共下水道全体計画を策定し、そのうち西部処理区については平成4年度の香東川流域下水道事業の着手を受け、平成5年度から関連公共下水道事業として管渠整備に着手し、平成13年8月に香東川浄化センターでの処理が開始された。

⑤旧塩江町(流域関連特環)

平成17年9月26日に旧高松市と合併した旧塩江町は、観光資源である温泉郷がある観光地である。

下水道事業は、流域関連特定環境保全公共下水道として、平成13年度に事業認可を受け下水道整備に着手し、平成18年度に一部供用開始している。

⑥旧香川町(流域関連公共)

平成18年1月10日に旧高松市と合併した旧香川町は、交通体系の整備により都市圏の拡大が進み、スプロール現象が随所に見られるほか、急激な都市化と生活様式の変化に伴い、住宅からの生活排水による河川等公共用水域の汚濁が急速に進み生活環境の悪化が目立ち始めた。

このようなことから下水道整備が急務となり、平成3年度より都市下水路事業に着手し、平成5年度に都市計画決定、都市計画法及び下水道法の事業認可を受け公共下水道事業に着手し、平成13年10月に一部供用を開始している。

⑦旧香南町(流域関連特環)

平成18年1月10日に旧高松市と合併した旧香南町は、流域関連特定環境保全公共下水道として、平成5年度に下水道法の事業認可を受け、平成6年度より工事に着手しており、平成13年8月に一部供用を開始している。

⑧旧国分寺町(流域関連公共)

平成18年1月10日に旧高松市と合併した旧国分寺町は、昭和40年代以降、住宅団地等の造成をはじめとする宅地化が進行し、旧高松市のベットタウンとして発展してきた。

しかしながら、最近の急激な都市近代化と生活様式の変化に伴い、河川の水質が悪化し、上水道源(本津川)に著しく影響が現れ、衛生上特に問題になってきていた。

このようなことから、流域関連公共下水道として、平成4年度に都市計画決定、平成5年度に都市計画法及び下水道法の事業認可を受け整備着手しており、平成13年11月に一部供用開始している。

資料

東部下水処理場
牟礼浄化苑
庵治浄化センター

旧高松市
源平合戦

旧香川町
ツツジ
シンボルマーク

旧香南町
ジェット旅客機
キク・キンモクセイ

旧国分寺町
盆栽
松・サツキ

旧塩江町
ほたる・川・山
ねむの花

※旧牟礼町、旧庵治町は
旧高松市のデザインを使用。