下水道に係る水質基準及び規制

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下水道からの放流水の水質基準

下水道から公共用水域に放流される水の水質については、下水道法の「放流水の水質の技術上の基準」及び水質汚濁防止法の総理府令による「一律排水基準」と都道府県の条例による「上乗せ排水基準」によって規制されている。

下水道法による放流水の水質基準

(1)下水道法第8条 施行令第6条第1項、第2項関係

(2)下水道法第8条 施行令第6条第3項関係

下水道からの放流水の水質については、上記(1)の他に、水質汚濁防止法第3条第1項の規定による「排水基準を定める総理府令(一律排水基準)」及び同条第3項の規定による「都道府県の排水基準を定める条例(上乗せ排水基準)」に適合しなければならない。

水質汚濁防止法による排水基準

水質汚濁防止法では、人の健康に被害を生じるおそれのある物質を含む、または生活環境に被害を生じるおそれがある程度の汚染状態である汚水又は廃液を排出する施設を「特定施設」として政令で定め、これを設置する工場又は事業場(特定事業場)から公共用水域に排出される水(排出水)について、「排出基準を定める総理府令」により規制している。これが全国一律に適用されるいわゆる一律排水基準である。

さらに、都道府県は、その自然的、社会的条件から判断して、一律排水基準では十分でないと認められる区域があるときは、条例で、一律排水基準より厳しい排水基準(上乗せ排水基準)を定めて、規制している。

なお、下水道終末処理施設は特定施設とされているので、下水道からの放流水についてもこれらの排水基準が適用される。

総量規制基準

総量削減計画の削減目標量を達成するための方途の一つとして、水質汚濁防止法第4条の5に基づき、都道府県知事が、指定地域内事業場(日平均50㎥以上の特定事業場)から排出される排出水の汚濁負荷量について定める許容限度であり、知事が定める濃度(COD、窒素、燐)と、特定排出水の量との積として表される。