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公開日:2020年12月10日

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駅構内における安全対策の強化を求める意見書

去る、1月26日、JR山手線新大久保駅で発生した、ホームから線路に転落した人を助けようとした2人を含め、3人全員が電車に轢かれ死亡した事故は、国の内外に深い沈痛とともに、大きな衝撃を与えたところである。
駅舎や駅周辺のバリアフリー対策については、昨年5月、交通バリアフリー法が制定され、今後、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の利便性・安全性の向上の促進を目指した施策が、漸次実施されていくことになっている。
しかし、今回の事故は、転落検知マットや、線路内の退避場所が整備されていれば防ぐことができたものであり、今後、バリアフリー対策とともに、線路やプラットホームの転落事故防止策等駅構内における安全対策を早急に強化する必要があることを明示している。
よって、国におかれては、こうした事故の再発を防止するため、各鉄道事業者に対して、駅構内の安全対策の総点検を行わせるとともに、その改善・強化の迅速な実施を求められるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成13年3月23日

香川県議会

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