ホーム > 議会情報 > 県議会の審議結果 > 採択された意見書・決議 > 平成23年 > 私学助成制度の堅持及び充実・強化を求める意見書

ページID:14277

公開日:2020年12月10日

ここから本文です。

私学助成制度の堅持及び充実・強化を求める意見書

私立学校は、建学の精神に立脚し、新しい時代に対応した特色ある教育を展開するなど、公教育の発展に大きな役割を果たしている。
しかし、その社会的役割が重要であるにもかかわらず、現在、私立学校は、少子化による生徒・園児数の大幅な減少等、厳しい経営環境の下で、その存続が危ぶまれる状況に置かれている。
また、私立高等学校については、平成22年度から高等学校等就学支援金制度が実施されたものの、保護者負担の公私間格差はなおも大きい。
公教育の健全な発展は、公私相まった教育体制が維持されてこそ、それが可能となり、個性化・多様化という時代の要請にも応え得るものとなるのである。
こうした中、私立学校振興助成法第1条に規定するとおり、教育条件の維持向上と保護者の経済的負担の軽減を図るとともに、学校経営の健全性を高めていくことが強く求められる。
よって、国におかれては、私立学校教育の重要性に鑑み、教育基本法第8条及び教育振興基本計画の趣旨に則り、現行の私学助成に係る国庫補助制度及び地方交付税措置を堅持するとともに、一層の充実・強化を図られるよう強く要望する。

以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成23年12月15日

香川県議会

このページに関するお問い合わせ