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現在地:香川の環境 >みどり・自然 >森林・林業 > 地域森林計画について
香川地域森林計画
地域森林計画とは

 森林法第5条により、知事が香川県の民有林を対象に5年ごとに10年を一期としてたてる森林の整備に関する計画です。

森林計画制度の体系

<政府>
森林・林業基本計画
森林・林業基本法第11条
長期的かつ総合的な施策の方向・目標

即して

<農林水産大臣>
全国森林計画
森林法第4条(5年ごと15年計画)
国の森林整備及び保全の方向
地域森林計画等の指針

即して

(民有林)   (国有林)
<都道府県知事>   <森林管理局長>
地域森林計画   地域別の森林計画
森林法第5条(5年ごと10年計画)   森林法第7条の2(10年計画)
都道府県の森林関連施策の方向
伐採、造林、林道、保安林の整備の目標等
市町村森林整備計画の指針
  国有林の森林整備、保全の方向
伐採、造林、林道、保安林の整備の目標等

適合して

<市町村>
市町村森林整備計画
森林法第10条の5(5年ごと10年計画 )
市町村が講ずる森林関連施策の方向
森林所有者等が行う伐採、造林、森林保護等の規範

適合して

<森林所有者等>
森林経営計画
森林法第11条(5年計画)
森林所有者又は森林所有者から森林の経営の委託を受けた者が、自らが森林の経営を行う森林について、自発的に作成する具体的な伐採・造林、森林の保護、作業路網の整備等に関する計画
香川地域森林計画書(香川森林計画区)の概要
  • 計画策定  平成27年12月28日
  • 計画期間  平成28年4月1日〜令和8年3月31日
  • 計画変更  平成28年12月28日
  •         平成30年4月1日
  •         平成31年3月29日
  •         令和2年1月31日
はじめに

 県土面積の約47%を占める森林は、山地災害防止や水源の涵(かん)養、地球温暖化の防止などの様々な多面的機能を持っており、県民の安全・安心な暮らしや快適な生活環境の創造などに欠かせない役割を担っている。これら多面的機能を持続的に発揮させるためには、間伐をはじめとする森林整備を継続して実施することが重要である。
また、本県の民有林については、人工林が約4分の1を占め、その6割以上を占めるヒノキ林が、木造住宅の柱材などとして利用できる時期を迎えていることから、間伐材の搬出を促進するとともに、林業の担い手の育成・確保や公共建築物等での木材利用の促進を図る必要がある。
県では、平成27年12月に、平成28年4月1日から令和8年3月31日までの10年間の香川地域森林計画を策定し、森林の多面的機能の維持はもとより、多くの人工林が利用期を迎えていることから、搬出間伐による県産木材の利用を進めてきた。
 国においては、多くの人工林が主伐期を迎え、充実した森林資源を活用すると同時に計画的に再造成すべき段階を迎えていることから、これらの森林資源を有効に利用しながら森林の有する多面的機能の持続的な発揮を図るため、平成30年10月に全国森林計画を策定し、森林が生物多様性の保全に寄与していることも踏まえつつ、計画的に整備及び保全を進めながら、望ましい森林の姿を目指すこととしている。
 本県においても、今回策定された全国森林計画に即して、新たな森林管理システムの導入や流木対策推進、花粉発生源の強化など今後より重視していくべき事項について、香川地域森林計画を変更し、森林及び林業に関する施策を総合的かつ計画的に推進することとする。

森林の現況

 ア 森林率

 香川県の森林率は46.6%で、全国の森林率67.2%よりも低く、森林の占める割合が低いことが伺える。

森林率

 イ 国有林・民有林率

 香川県の森林面積のうち国有林が占める割合は9.4%、民有林の占める割合は90.6%であり、全国に比べて民有林の割合が高くなっている。

国有林・民有林率

 ウ 人工林率

 民有林の人工林率は23.1%であり、全国の人工林率45.6%を下回っている。

人工林率

 エ 民有林の蓄積

 民有林の蓄積のうち、人工林が占める割合は46.5%、天然林が占める割合は53.5%であり、全国に比べて天然林の割合が高くなっている。

民有林の蓄積

 オ 樹種別面積割合(人工林)

 民有林の人工林における樹種別構成を面積割合でみると、スギが人工林全体の8.9%、ヒノキが63.1%、その他針葉樹(マツ等)が21.5%を占めており、全国と比較してもヒノキの割合が高くなっている。

樹種別面積割合(人工林)

 カ ヒノキ林齢級別面積(人工林)

 民有林の人工林におけるヒノキ林齢級別面積をみると、全国に比べてピークの齢級が3齢級ほど低くなっている。

ヒノキ林齢級別面積(人工林)

林業の動向等

 平成29年の本県の林業産出額は約42億5千万円であり、これは全国の林業産出額の約0.9%である。

 木造住宅の新規着工件数の伸び悩みや木材価格の低迷が続く一方、森林所有者の施業意欲の低下や林業就業者数の減少など、本県の林業を取巻く環境は厳しく、平成29年の木材生産額は6千万円と全国でも沖縄、大阪についで3番目に低い額となっている。

 一方、昭和40年代後半の松くい虫被害の後に植栽されたヒノキが木造住宅の柱材などに利用できる時期(7齢級以上)を迎えており、間伐材の搬出が進み始め、平成16年度は1,003m3であった県産木材の搬出量が平成30年度は4,622m3と増加傾向になっている。

計画の対象とする森林の区域

 地域森林計画の対象とする森林の区域は、森林計画図において表示する区域内の民有林とする。

 計画の対象とする森林は、次の1〜4までの事項の対象となる。

  1. 森林法第10条の2第1項の開発行為の許可(保安林及び保安施設地区の区域内の森林並びに海岸法(昭和31年法律第101号)第3条の規定により指定された海岸保全区域内の森林を除く。)
  2. 森林法第10条の7の2第1項の森林の土地の所有者となった旨の届出
  3. 森林法第10条の8第1項の伐採及び伐採後の造林の届出(保安林及び保安施設地区の区域内の森林を除く。)
  4. みどり豊かでうるおいのある県土づくり条例第16条第1項の土地開発行為の事前協議

 森林計画図の縦覧場所は、香川県環境森林部みどり整備課、各林業事務所及び小豆総合事務所環境森林課とする。

≪計画の対象となる森林の面積≫

区     分 面   積 備  考
総     数 79,170  




小豆森林
調査区
土  庄  町 4,666  
小 豆 島 町 6,867  
小   計 11,533  
東讃森林
調査区
さ ぬ き 市 8,011  
東 か が わ 市 8,495  
小   計 16,506  
高松森林
調査区
高  松  市 12,711  
三  木  町 3,610  
直  島  町 978  
綾  川  町 4,500  
小   計 21,799  
坂出・中讃
森林調査区
丸  亀  市 2,934  
坂  出  市 2,539  
善 通 寺 市 915  
宇 多 津 町 85  
琴  平  町 196  
多 度 津 町 549  
ま ん の う 町 11,028  
小   計 18,245  
三豊森林
調査区
観 音 寺 市 3,275  
三  豊  市 7,811  
小   計 11,087  

(注)整数を単位としていることから、内訳と計は必ずしも一致しない。

計画量

 ア 立木の伐採

主伐 針葉樹 85  千m3
広葉樹 25  千m3
小計 110  千m3
間伐 針葉樹 180 千m3
290 千m3

 イ 間伐面積

間伐面積 5,000 ha

 ウ 造林等

人工造林 890 ha
天然更新 200 ha

 エ 林道

開設 34  km
改良 98 箇所
舗装 24.3 km

 オ 保安施設

保安林計画期末面積 19,600 ha
保安林指定面積   330 ha
指定施業要件整備面積  6,900 ha
保安施設地区指定面積    18 ha
治山事業施行地区数   180 地区