双子葉植物アオイ科
ハマボウ  Hibiscus hamabo
絶滅危惧I類(CR+EN)
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海岸のやや安定した砂泥地という特殊な環境条件の立地に生育するが、そのような生育地はもともと少ない上に、海岸の埋立等の改変によって生育可能な立地は減少している。そのため、本県での生育地は非常に少なく、わずかな個体数しか確認されていない。
落葉低木。葉は互生。葉は広卵形で先は少しとがる。ふちには波状の浅い鋸歯がある。フヨウに似た黄色い花が7月頃に咲く。花の中心部は暗赤色で、花弁は5枚。おしべの花糸は合着して筒状となる。朝に開いて夕方にはしぼむ1日花。
海岸や河口のやや安定した砂泥地に生育する。
神奈川県以南の本州、四国、九州に分布する。沖縄には近縁のオオハマボウが分布する。県内では海岸に近い4箇所でしか生育が確認されていない。
県内では海岸近くの4箇所でしか生育地が確認されていない。既存資料でも他に生育情報がない。確認された生育地でも以前より個体数が減少しているところがある。
海岸の埋立等の改変、乾燥化による遷移の進行、園芸用の採取の危険性がある。
(末広喜代一)