1.阿讃県境山稜(あさんけんきょうさんりょう)のみち
2.雲辺寺山(うんぺんじざん)のへんろみち

1.愛媛県境〜雲辺寺・・・・・7.3km、七田〜愛媛県境・・・・・4.0km

※ 雲辺寺へのみちコース(愛媛県側の四国のみち)
愛媛県境から四国中央市七田の間は“雲辺寺へのみち”という名前で四国のみちが整備されています。七田は65番札所三角寺と66番札所雲辺寺を結ぶへんろみちのほぼ中間に位置しています。

2.雲辺寺〜逆瀬池・・・・・7.6km

阿讃県境山稜のみちは、眺めの良い丘陵地を歩く比較的なだらかなコースですが、雲辺寺へのみちコース(七田〜愛媛県境)は多少起伏があります。一方、雲辺寺山のへんろみちは、その名のとおり、66番札所雲辺寺と、67番札所大興寺を結ぶへんろみちの一部を歩くコース。へんろみちは急な山道ですが、ところどころの見晴らしの良い場所にベンチがあって休めるようになっています。

注意

四国中央市の七田から、雲辺寺を経て、森林基幹道に至る間は雲辺寺を除けば 人家はありません。道からそれて山の中に入らないこと。

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周辺情報

A. 七田バス停(愛媛県四国中央市七田)

65番札所三角寺から66番札所雲辺寺に向かうへんろみちの登山口。国道192号に面しており、車がひっきりなしに往来しています。バス停から池田側に 200m程寄ったところに四国のみちの大きな案内板と指導標が立っています。さあここからいよいよ登山開始!(早朝・夜間便のためバスの利用は不可)

B. 愛媛県境

四国のみちは、ここで愛媛県境から香川県にバトンタッチ。県境には2体のかわいいお地蔵さんが並んでいます。ここが香川県の四国のみちのスタート地点です。

C. 旧曼陀峠

源平屋島合戦の後、平家の落武者がこの峠まで逃れてきて、一族の供養のための法要・曼荼羅供を営んだと伝えられています。この曼荼羅がなまって曼陀(まんだ)になったといわれています。

大野原町の五郷有木にある三部神社には、平有盛が持っていたと伝えられている名剣こがらす丸(太刀箱のみ現存)や陣太鼓が納められ、阿弥陀堂には阿弥陀如来座像が納められています。又、戦前までは、いわゆる借耕牛の道として栄え、夏・秋とてもにぎわいました。

時は移り、今ではかつてのにぎわいをしのばせるものは何もなく、時おりおへんろさんの車や高冷地野菜団地のトラックが通りすぎるだけのところとなっています。

D. 曼陀高原

このあたりはとても眺めの良いところです。香川県側には三豊平野と燧灘(ひうちなだ)、そして徳島県側には山頂近くまで耕された段々畑と、その背後に連なる険しい山並が見渡せます。

それから、このあたりは雨上がりの時など素敵な景色に出会えることがあります。雲海です。神秘的ともいえるその景色は感動を呼ばずにはおりません。



E. 雲辺寺

山号は巨鼇(きょごう)山。山の形が巨大な亀が寝ている姿に似ていることからこの名が付けられたとされています。四国霊場第66番札所。標高約900mで、88か所の中で最も標高の高いところにあるお寺です。このため、夏でも涼しく、冬には一面雪景色となります。

境内には乳銀杏(ちちいちょう)と呼ばれるイチョウの大木や、クリスマスツリーにすることで知られているモミの純林が見られます。また、参道に沿ってたくさんのアジサイが植えられていて、梅雨頃には訪れる人々の目を楽しませてくれることでしょう。もちろん、秋には美しい紅葉が見られます。

この他、観音寺市側に見晴らしの良い山頂公園がつくられています。ロープウェーの開通により麓から楽に参拝できる様になり大勢の老若男女でにぎわっています。 雲辺寺ロープウエイ山頂駅の近くに本県唯一のスキー場「スノーパーク雲辺寺」があります。ゲレンデからは瀬戸内海を一望でき、雄大な景色を楽しむことができます。


E. へんろみち

弘法大使にゆかりのある霊場88か所を巡拝することを遍路(へんろ)と言います。そして、霊場と霊場を結ぶ道をへんろみちと呼んでいます。

へんろみちには、かつて各所に方向を示す道標(みちしるべ)や里程を示す丁石(一丁は約109mで一丁ごとに立てられた)が立てられていましたが、車社会が発達し徒歩によるへんろがほとんどなくなってしまい、へんろみちが荒れるのと同時に道標や丁石も埋もれたり、なくなったりしています。

そのような状況の中で、この 66番雲辺寺から67番大興寺に至るへんろみちは、道標や丁石が比較的よく残っていて、当時の姿をしのぶことができます。今でも毎日何人かのおへんろさんが鈴の音をひびかせながら、この道を雲辺寺から大興寺にむかって歩いて下山しています。

F. 雲辺寺ロープウェー(通年)

TEL:(0875)54-4968

赤と黄色の2台のゴンドラからは雄大な景色を楽しめます。

G. 森林基幹道 五郷財田線

県道観音寺・佐野線の観音寺大野原町落合を起点として、観音寺粟井町、三豊市山本町河内、三豊市財田町戸川を経由して国道32号に直結する延長約20qの林道。阿讃山脈の中腹を縫うように走る林道は、変化のある景色を楽しむことができ、ハイキングコースに最適です。

H. 逆瀬池

逆瀬池は周囲を小高い山に囲まれた静かなため池です。春には約100本の桜が満開となり、花見を楽しむ人々でにぎわいます。又、秋には周囲の山にミカンが色づき、甘いかおりがただよいます。雲辺寺を背景に、池の堤で記念写真をどうぞ!

I. 長野の里

逆瀬池の東側にあたる小集落長野地区では、盆地の地形を利用して玉ネギのたねとり(採種=野菜や花などの種をとること)が行われます。毎年5月下旬から6月下旬まで、玉ネギの花が盆地をまっ白に染めます。

J. 大興寺

山号は小松尾山。四国霊場第67番札所。遠くから見ると、こんもりとした森の中にある自然の豊かな寺。境内には、樹齢約1,200年のカヤ(香川県自然記念物)、樹高25m胸高幹囲6.7mもある大きなクス(香川の保存木)などがある他、社叢全体が県の緑地環境保全地域に指定されています。

K. 萩原寺

9月中旬から下旬になると、境内のいたるところに24種類2,000株あまりのハギの花が咲き乱れ、このためこの寺を別名はぎ寺と呼んでいます。

L. 豊稔池ダム

日本最古の石積アーチ式ダム。重要文化財です。

M. 粟井神社

讃岐延喜式内24社の1社。地元ではアジサイの宮という別名で親しまれています。

N. ヤマザクラ

ヤマザクラってどんなさくらか知っていますか?雲辺寺から広域基幹林道までの間、道ぞいにたくさんのヤマザクラが見られます。ヤマザクラは4月上旬赤褐色の新葉と同時に美しい淡紅白色の花を咲かせ、野山をいろどります。4月上旬このコースを歩いてごらんなさい。きっと素晴らしい景色に出会えますよ!

N. ツツジ街道

雲辺寺から広域基幹林道までの間には、4月から5月にかけて、たくさんのツツジが次から次へと咲き乱れ、まさにツツジ街道という名前がピッタリ!特に、5月上旬オンツツジの淡紅色の花は見事です。ツツジをバックに記念写真!