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公開日:2020年12月10日

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<県民参加型モニタリング1>「ウミホタル」の調査結果を公表します

ウミホタルは、ミジンコに似た小さな生物で、大きさはおよそ3ミリ程度です。水のきれいな、海底が砂や泥になっている浅い海に棲んでいます。一時期、水質汚濁や開発のため、その数が減少していたウミホタルですが、近年、瀬戸内海のいろいろな場所で見ることができるようになりました。
香川県内の身近な海岸でもウミホタルを見ることはできるのでしょうか?
香川県では、皆さんにいろいろな海岸でウミホタルを観察してもらおうと、「いつ、どこの海岸で、どれくらいウミホタルがとれたか」を報告していただく「ウミホタル観察レポート」を募集しています。
今回は、県内7カ所の海岸で、「ウミホタルを見たよ!」という報告をいただきました。今回から、採れた数を5段階で報告していただき、最高ランクの5(うようよ、一面にウミホタルがいた)の報告があったのは、直島町の直島港付近、坂出市の木沢港付近、さぬき市の津田の松原海水浴場でした。
平成28年度からこのレポートを募集していますが、これまでの報告から、香川県内の西から東、島を含むほぼ全てのエリアで、ウミホタルを観察できることが分かってきました。まだウミホタルを見たことがない方は、これまでの調査結果も参考にしていただき、ぜひ、来年ウミホタルの採集に挑戦して、観察レポートを送ってください。
ウミホタルは、4月から10月くらいまで観察することができます。特に多く観察できるのは、夏場の7月~8月です。ウミホタルの採れる数は、同じ場所でも季節や気温、時間やエサの種類などによって変化しますので、夏前に0匹の場所でもエサや採集時期などを変えることで、採れる可能性があります。一度調査をされた方も、色々な条件で採集してみてください。
ウミホタルの詳しい解説や採集方法は「必携ウミホタル観察マニュアル」に掲載しています。以下からダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
[必携ウミホタル観察マニュアル ダウンロード](PDF:1,812KB)

(参考)ウミホタル生息調査概要

  • 調査時期
    2019年7月~10月
  • 調査項目
    日時、場所、採集数等
  • 調査方法
    1. ペットボトルの上部にカッターなどで穴をあけ、ひもを通します。
    2. ペットボトルの中に石とエサ(魚肉ソーセージなど)を入れて海に沈めます。
    3. 10分経ったらゆっくり引き上げます。

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〒760-8570 高松市番町四丁目1番10号
香川県環境森林部環境管理課
TEL(087)832-3220 FAX(087)806-0228
e-mail:kankyokanri@pref.kagawa.lg.jp

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