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まこまこさん(大学生)の魚食体験レポートNo.2 庵治漁協編

第2話 活き活き日曜市@庵治漁協

平成26年5月25日

写真:庵治漁業協同組合HP

「開始10分で魚が売り切れるらしい」。そんな噂を耳にして、行ってきました。庵治漁協!

庵治漁協は毎週日曜日の朝8時から9時半に、「活き活き日曜市」という市を開いています。その日の早朝に獲れた魚と、漁協の女性部の方がつくる天ぷら・タコめしなどのお惣菜を販売しています。

会場となるのは右の写真の建物です。漁港が近くにあり、周囲にはほかに建物はないのですぐに見つけられます。

建物の中にはたくさんのいけす、天井には鮮やかな赤い大漁旗がいっぱいです。いけすの中には元気に泳いでいるマダイやアイナメ、ワタリガニなどの魚たちであふれています。あと、驚いたのは価格の安さ!どの魚もスーパーの値段より3割ほど安かったです。新鮮、かつ安いのは最強ですね!

私は当日、7時半過ぎに着きましたがもうすでに何人かのお客さんが来ています。販売時間外なのでまだ購入はできません。みなさん売られている魚を鋭く観察しています。販売している漁師さんや従業員の人に「この魚は何?」「いつ獲れたん?」などと質問している人もいます。

7時50分ごろになると立ち入り禁止のロープが張られ、お客さんはみんな下がります。左下の上の写真がそのときのものです。私だけ緊張感がありません(笑)。

いよいよ8時になりました。ロープがはずされ、お客さんは一目散にそれぞれ目当ての売り場へダッシュです。あっ、そうか。8時になったらすぐ買えるように、前もって魚を見て決めておくのか!常連さんのワザだったんですね。

いけすで泳いでいる魚は生きたままビニール袋に入れて持って帰るか、販売員の方にさばいてもらうかを選べます。ほとんどのお客さんは生きたまま持って帰っていました。いけすから魚を出す(時には素手で)→袋に入れる→お金払う。これがテンポよく次々と行われます。ワイルドでした。

お惣菜売り場では、「オススメはありますか?」と尋ねた私に「オススメはないなぁ〜。全部新鮮なもの使ってるからね。違うのは値段だけ。これ(フグ天)とこれ(イカ天)とこれ(タコ天)は400円で、こっち(ゲソ天)が250円。で、あと(野菜)は200円。」と漁協女性部のおばあちゃん。料理に対する自信が感じられました。

売られている天ぷらの衣はどれもきれいな黄色で、いかにもおいしそうでした。天ぷらの横にはタコ飯も!私はゲソの天ぷらとタコ飯を買いました。

ゲソの天ぷらは衣に青のりが入っていて、最初はのりの風味が広がり、後からイカの旨味がぐわーっときます。一口サイズにカットされたゲソは食べやすく、また硬さもちょうどいいです。一人で1パックは楽勝で食べられます。タコ飯も調味料の味はバランスのいい控えめで、タコの味がご飯にもちゃんと感じられました。朝からこんなおいしいものが食べられて幸せでした!

「10分で売り切れる」と聞いていましたが、今回は7分でほとんどの鮮魚が売り切れました。いけすの中は空っぽ。残っているのはお惣菜と切り身、数がある小さな魚だけ。あんなにいたお客さんも、あっという間に帰ってしまいました。左の写真がそのときのものです。写っている人はほぼ販売員の方です。

また、私が今日いちばん楽しんだのは、お客さんと販売員の方々の会話でした。

 

お客さん:「これは何の天ぷら?」

販売のおばあちゃん:「これは400円。」

 

…横で聞いていた私は思わず笑ってしまいました。

私がハゼだと思った魚が「コチ」として売られていて、

私:「コチとハゼって同じ魚ですか?」

魚売りのおじいちゃん:「(コチをビニール袋に入れようとしながら)これ買ってくれるんかぃ?」

ちなみに、ネットで調べてみるとコチとハゼは違う魚でした。

マハゼ(ハゼ科マハゼ属) マゴチ(コチ科コチ属)
写真提供:(独)水産総合研究センター(FRA)

胃も心も満たされる日曜日の朝を、ぜひ庵治で味わってみませんか?


活き活き日曜市

開催期間・時間:毎週日曜日8時〜9時30分

年始1月1日〜1月4日及び、夏・秋祭り期間は休み

(平成26年5月25日現在)

庵治漁協 アクセス

高松築港バス停より、ことでんバス(庵治線)で約40分、庵治支所前バス停を下車、庵治漁港へ徒歩約2分

所在地:〒761-0130 香川県高松市庵治町6393−9

詳細はこちら

活き活き日曜市(かがわ県観光公式サイト うどん県旅ネット)

 

山川里海