人と自然が共生する持続可能な豊かな海を目指して

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まきさん(大学生)の王越まるごと里海ツアー体験レポート

平成27年8月23日

私はインターンシップ生として8月23日開催の王越まるごと里海ツアーに準備の段階から参加し、地域振興と環境保護をリンクさせた取り組みを経験しました。

里海とは、人が自然と適切にかかわることで豊かな恵みをもたらす海のことです。昔、人々は身近な山や海の恵みを利用するだけでなく、それによって環境を維持してきました。しかし、戦後経済成長以降、環境汚染が進み山や海の生態系は崩れてしまいました。近年人々が故郷の山や海に立ち入る機会が減り、山には竹が無秩序に生えて他の植物が育たなくなってしまいました。すると土が痩せてしまい、山の生き物が住みにくい環境になってしまっただけでなく海へ流れる養分が減ってしまいました。また、人々が何気なく捨てたごみや排水が海に流れ、海の生態系に悪影響を及ぼしました。このような現状を改善し、故郷の生き物の多様性と地域社会を守ろう、という取り組みが里海プロジェクトです。その一環である里海ツアーでは、実際に海に行って海ゴミや水生生物の状況を観察したり、害獣をおいしく食べたりなど、里山と里海のある生活について楽しく理解を深めようという趣旨のものです。

今回の会場となる王越は五色台の先端、瀬戸内海に突き出た岬の山に囲まれた小さな静かな集落です。海と山の距離が近く、自然の中に人々の生活が息づいていました。今回、フィールドワークで当地の木沢海岸で干潟の生き物を観察したり大量発生したアオサを取り除いたりしました。また、放置竹林の竹を竹食器や流しそうめんに使ったり、害獣とされるイノシシの肉でバーベキューをしたりと、楽しみながら故郷の自然に貢献しました。

里海のお話里海のお話

まずは里海のお話。真剣な面持ちで耳を傾けています。

フィールドワークへ出発

注意事項を受けたらさっそくフィールドワークへ出発!

フィールドワークフィールドワーク
フィールドワークへ出発

木沢海岸が見えてきました!潮が引いて干潟が見えています。

アオサの様子

大量発生したアオサが海面にびっしり!さっそく取り除いていこう。

アオサの様子アオサの様子

かごがすぐにいっぱいになってしまいます。

アオサ取りの様子アオサ取りの様子

子供たちも一生懸命アオサをとっていました。

アオサの中に隠れていた水生生物を発見。子供たちも興味津々です。

水辺でたくさん遊んだあとは王越保健センターで竹食器づくり。

昼食のそうめん流し用のコップを作ります。

竹切りの様子 竹切りの様子

地域の方や親子で協力して竹を切りました。

上手にできました 上手にできました

上手にできました!

箸作りの様子

余った竹でお箸も作りました。

コップとお箸がそろったら、さあ待ちに待ったお昼ご飯です!

お昼ごはんの様子

冷たい流しそうめんがおいしいね!

「流れよるで。」「おいしいなあ。」

流しそうめんを通じて地域の方と参加者との交流が生まれました。

お昼ごはんの様子 お昼ごはんの様子

いのししの肉もやわらかくて美味でした!

解散

解散はお昼頃でした。

ただ楽しいだけではなく、消費の循環を通して里山・里海を維持していくことの大切さを学びました。

解散

今回のインターンシップを通して、まちづくりは地域の人々と訪れる人々との会話から生まれるものであると理解しました。

将来子供たちに受け継いでいける故郷、里海にしていきたいですね!


 

山川里海