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平成9年3月
平成17年
国土利用計画は、国土利用計画法に基づき、総合的かつ計画的な国土の利用を図るため、国土利用の配分とその利用の方向を定める長期の目標、ビジョンであり、国土の利用に関する行政上の指針となるものである。
本計画は、全国計画、都道府県計画、市町村計画から構成され、都道府県計画は全国計画を基本とするとともに、市町村長の意向を十分に反映させて定めることとされており、フィードバック機能を持った計画体系になっている。
これまで全国計画は、第一次計画が昭和51年5月に、第二次計画が昭和60年12月に、第三次計画についても平成8年2月に、それぞれ閣議決定されている。これらの全国計画に基づき、香川県計画は、第一次計画が昭和52年3月に、第二次計画が昭和62年3月に策定されており、第三次計画は平成9年3月に策定されたところである。
県土は、現在及び将来における県民のための限られた資源であるとともに、生活及び生産を通ずる諸活動の共通の基盤である。このような県民の共通認識の下に、公共の福祉を優先させ、自然環境の保全を図りつつ、地域の自然的、社会的、経済的及び文化的条件に配意して、健康で文化的な生活環境の確保と県土の均衡ある発展を図ることを基本理念として、総合的かつ計画的に県土の利用を行うことを目的とする。
限られた県土資源を前提として、その有効利用を図りつつ、県土の利用目的に応じた区分ごとの個々の土地需要の量的な調整を行うとともに、全体としては土地利用転換の圧力が低下するという状況を県土利用の質的向上をより一層積極的に推進するための機会としてとらえ、県土利用の質的向上を図る。
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