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公開日:2023年4月12日

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サル痘(Mpox)患者の発生について(県内1例目)

香川県内に在住の方で、発熱、発疹等の症状を呈し県内の医療機関を受診した方について、香川県環境保健研究センターにおいて検体を検査した結果、4月11日にサル痘の陽性が判明しました。

報道機関各位におかれましては、患者様や御家族などが特定されないよう、個人情報保護に御配慮いただくとともに、医療機関への取材や直接のお問い合わせはお控えください。

患者の概要

年代:40代
性別:男性
居住自治体:香川県
症状:発熱、発疹等
医療機関受診日:令和5年4月10日
海外渡航歴:なし
患者の状況:患者の状態は安定している。
 

発生状況

  • 中央アフリカから西アフリカにかけて主に発生が確認されていましたが、令和4年5月以降海外渡航歴のないサル痘患者が欧米等を中心に世界各国で確認されています。
  • 国内では、令和4年7月25日に1例目の患者が確認され、その後散発的に発生が報告されていましたが、令和5年に入り患者の報告数が増加し、令和5年4月11日時点で106例の患者等が報告されています。

県民の皆様へ

  • サル痘は、サル痘ウイルスによる急性発疹疾患で、日本では感染症法上の四類感染症に指定されています。
  • アフリカ大陸に生息するリスなどのげっ歯類が自然宿主とされており、感染した動物に噛まれたり、感染した動物の血液、体液、皮膚病変(発疹部位)との接触による感染が確認されています。
  • 感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液に触れた場合(性的接触を含む)、患者との近くで対面し、長時間飛沫にさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合等により感染しますが、現時点で、空気感染を起こした事例は確認されていません。
  • サル痘の潜伏期間は6~13日(最大5~21日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などの症状が0~5日続き、発熱1~3日後に発疹が出現、発症から2~4週間で治癒するとされています。
  • 過剰に心配することなく、発熱、発疹等、体調に異常がある場合には身近な医療機関に相談するとともに、手指消毒等の基本的な感染対策を行ってください。なお、医療機関を受診する際には、マスクの着用や発疹部位をガーゼなどで覆う等の対策をした上で受診してください。

報道発表資料(PDF:331KB)

 

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部感染症対策課

電話:087-832-3939

FAX:087-862-1421