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公開日:2020年12月10日

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平成29年度教育実践優秀教員と実践レポート

教育の資質向上、子どもと向き合う環境づくり

教育実践優秀表彰制度

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平成29年度教育実践優秀教員の概要等
学校名 職名 氏名 実践のテーマ 実践の概要等
三豊市立
比地小学校
教諭 宗田活季 誰もが活躍し、友だちと運動する楽しさを味わうことができる体育科授業の工夫
-成功体験を繰り返して自己有用感を高め、互いに認め合うことができる活動の工夫-(PDF:283KB)
「フラッグフットボール」と呼ばれる陣取りゴール型ゲームを題材にして、学習指導計画やゲームルールを工夫することによって、児童の興味・関心を高めた教育実践である。
実践においては、特別支援学級児童の特性に配慮してボールを工夫したり、チーム内の児童間の対話を大切にしながら課題解決に取り組ませたりすることで、運動を苦手に感じている児童も楽しめる授業になっており、技能の高まりや思考の深まり、自己有用感の高揚などで成果を上げている。
三豊市立
詫間小学校
教諭 森理津子 やさいをそだてよう
-パ-ト2-育ちを実感し、感謝の心を育む「親子手帳」の取組(PDF:999KB)
野菜づくりを題材にして、2年生児童一人一人に、自分が親として大根を子どもに見立てた「親子手帳」を作成させることで、生命に対する児童の意識を高めた教育実践である。
実践においては、種との出会いから収穫までを節目ごとに6つに分けて、「親子手帳」に大根の生長の記録と親としての思いを表現させ、友だちと交流したり、家庭に発信したりすることで、児童の思考力・表現力の向上とともに、自尊意識や他者を思いやる心の醸成にも成果を上げている。
綾川町立
綾上中学校
教諭 川田英之 教師力を高める校内研修
~教職員相互が語り合う協働的な学びの場の構築~(PDF:501KB)
中学校の指導教諭、現教主任としてのリーダーシップを発揮し、「主体的・対話的で深い学び」のある授業づくりを目指して、校内の現職教育、研修の在り方を見直した教育実践である。
実践においては、教師力を捉えるにあたって教師力ピラミッドを作成し、ベテラン・中堅・若手によるチーム編成で授業検討と研究授業を行い、全教職員で授業を振り返ることで、多様な視点での教師間の学び合いにつなぐとともに、生徒間の学びにも良い影響を与えるなどの成果を上げている。
三豊市
観音寺市
学校組合立三豊中学校
教諭 琢磨啓和 3年後の理想の生徒像をめざした計画的な学年経営について
~個を伸ばすための集団を醸成するために~(PDF:358KB)
学年主任として、入学時から3年後の卒業に向けて目指す生徒像を意識し、教職員の共通理解、共通行動を図ることで、学習指導、生徒指導の両面で効果を発揮した教育実践である。
実践においては、各学年段階の目標を明確に示し、教職員の朝のミーティング等の実施や、生徒を中心に据えた各種の取組が実を結び、学年団全体が受容的な雰囲気を醸し出すとともに、県学習状況調査の教科に関する調査や質問紙調査においてもデータの向上が見られるなどの成果を上げている。
香川県立
香川西部
養護学校
教諭 大西英子 障害の枠を超えた多面的アプローチによる教育的効果
~児童の力を最大限に引き出す特別支援教育のあり方~(PDF:251KB)
知的障害特別支援学校において、知的障害だけでなく聴覚障害教育、視覚障害教育など、障害の枠を超えた多面的な視点から、児童一人一人の教育的ニーズに応えるためのアプローチを行った教育実践である。
本実践では、対象児の主たる障害とは異なる多方面からのアプローチが、障害による困難さを克服する手がかりとなったことが実証されている。また、あらゆる教育的働きかけを講じることで、児童のもつ可能性を引き出し、児童の情緒の安定やコミュニケーションの向上にも成果を上げている。

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