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香川県は、日本で初めて国立公園に指定された瀬戸内海国立公園の中心に位置し、四国の東北部にあります。地形は半月型で、南部には讃岐山脈が連なり、北部には讃岐平野が展開しています。河川はおおむね讃岐山脈に源を発し、北流して瀬戸内海に注いでいます。
面積は全国で最も小さく(1,876平方km)、平地と山地はおよそ相半ばしています。北は瀬戸内海をはさんで、瀬戸大橋で岡山県と結ばれ、東及び南は徳島県に、西は愛媛県に接しています。
海岸線の延長は約699kmで、海面には多数の島が点在し、風光はまことに美しいものがあります。気候は、四季を通じて温暖少雨で、気候温和、明るい瀬戸内海の気候に恵まれています。美しい自然と温暖な気候に恵まれた香川県は、万葉集にも、「玉藻よし讃岐の国は国がらか見れども飽かぬ」と歌われています。
サンポート高松
オフィスビル、ホテル、公園、博物館、ホールなどが建ち並ぶ香川県の新しい玄関です。
讃岐うどん
弘法大師空海が伝えたといわれている、讃岐うどん。香川ではお祝い事やお祭り、法事にまで登場するなど県民の生活に深く根ざしています。
高松城
瀬戸内海の海水を掘に引き込んだ高松城は日本三大水城として知られ、春は花見、植木市、秋は菊花展など多彩な催しも開催されます。
寒霞渓
日本屈指の渓谷美、ロープウェイからの眺めはまさに絶景です。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉など四季を通じて楽しめます。
栗林公園
国の特別名勝に指定されている庭園の中で最大の広さを持ちます。春のウメ・サクラ、夏のハナショウブ・ハス、秋のカエデ、そして冬のツバキと四季折々の風物に恵まれた憩いの場です。
金刀比羅宮
長い石段は有名で、本宮まで785段、奥社までの合計は1368段にもなります。参道の両脇には土産物やうどんの店などが並び、周辺には旧金毘羅大芝居(金丸座)や高灯籠など見どころも数多くあります。
屋島
源平合戦の古戦場として知られる屋根の形をした溶岩台地で、山上からは波穏やかな瀬戸の海と一体となった高松市街や多島美が一望できます。山上には、四国霊場第84番札所の屋島寺や世界的にも珍しい山頂の水族館などもあります。
直島
ベネッセハウスミュージアム、家プロジェクト、地中美術館など、現代アートの島として注目を浴びており、最近は国内はもとより海外からの観光客も多く訪れるようになりました。2010年から3年に一度開催されている瀬戸内国際芸術祭の舞台のひとつとなっています。
写真出典:草間彌生「赤かぼちゃ」2006年 直島・宮浦港緑
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