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公開日:2024年7月16日

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夏休み子どもミュージアム すごろくと子どもたち

会期 令和6年19日(金曜日)~日(日曜日)
開館時間 午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
休館日

月曜日、7月26日(金曜日)~7月28日(日曜日)、8月13日(火曜日)

※7月29日(月曜日)、8月12日(月曜日・振替休日)は開館

会場 香川県立ミュージアム2階 常設展示室1(高松市玉藻町5-5)
展示内容

 すごろく(絵双六と呼ばれるもの)は、複数人で順番にサイコロを振って、ふりだし(スタート)から、あがり(ゴール)を目指して競い合うボードゲームです。江戸時代から人びとに親しまれ、明治時代からは雑誌の正月号付録として、子どもたちにも人気を博しました。
 当館所蔵の江戸時代~昭和時代のすごろくをはじめ、昭和初期の衣服や帽子などから、昔の子どもたちの世界をのぞいてみましょう。

展示点数 32件34点
観覧料

一般410円、団体(20名以上)330円

※高校生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料

※第88回 香川県美術展覧会 第2期(工芸・写真)(7月19日(金)~7月25日(木))・
第3期(書)(7月29日(月)~8月4日(日))の会期中は、特別展観覧券で常設展をご観覧いただけます。

 

少女学校家庭双六

少女学校家庭双六 大正5年(1916)

夏休み子どもミュージアム☆関連イベント

①②ともに、参加費無料、小学生対象(小学3年生以下は保護者同伴1名必要)


①すごろくを作って遊ぼう!

内容 みんなでオリジナルすごろくを作って、遊んでみよう!
日時 8月10日(土曜日)午後2時00分~ 90分程度
場所 2階 西ロビー
定員 12名(申し込み多数の場合は抽選)
申込 要事前予約
申込期間 7月5日(金曜日)~7月25日(木曜日)
申込方法

往復はがき

香川県電子申請・届出システム

②ミュージアムトーク&すごろく遊び

内容 学芸員のミュージアムトークを聞いて、すごろく遊びを体験しよう!
日時

8月8日(木曜日)、15日(木曜日)

午前11時00分~ 午後2時00分~ 各回40分程度

場所 2階 常設展示室1
定員 12名程度
申込 開始20分前から受付開始、先着順、観覧券が必要

主な展示作品

新板金毘羅道中双六

新板金毘羅道中双六(しんぱんこんぴらどうちゅうすごろく)

江戸時代

 琴平町に位置する金刀比羅宮は、江戸時代より金毘羅大権現(こんぴらだいごんげん)として知られ、全国各地から参詣者が集まり、そこに至る街道沿いも栄えました。これはその街道の一つである高松街道をすごろくにした刷り物。「道中双六」という江戸時代に最も多くつくられた種類のすごろくです。
 道沿いの休憩所・宿、お土産屋なども書き込まれており、小さいながらも情報量が多いです。あがりは、現在の金刀比羅宮本宮です。

友子の空想旅行双六

友子の空想旅行双六 大正8年(1919)

 少女向けの雑誌『少女の友』大正8年正月号付録で描いたのは日本画家、川端龍子(かわばたりゅうし)(1885~1966)。主人公の友子が、お正月にお年玉として、天女から飛行機煎餅(せんべい)をもらうのが、ふりだし。焼いて食べようとしたところ、巨大化し、友子はそれに乗って旅に出ます。苦難を乗り越えて、あがりは、植物にさまざまな食べ物がなっている「御馳走島(ごちそうじま)」にたどり着きます。
 コマの枠にとらわれない、色彩豊かなデザインと、少女が一人で冒険するという物語のおもしろさが際立っています。

着到御懐紙

重要美術品 着到御懐紙(ちゃくとうおんかいし)

後柏原天皇

室町時代後期・16世紀(高松松平家歴史資料)

 文明17年(1485)に「叢蛍(くさむらほたる)」の題で詠まれた和歌を、勝仁(かつひと)親王(のちの後柏原天皇)が清書したもの。蛍が飛び交う、夏の夜の情景が詠み込まれた9首となっています。著到とは、中世に行われた歌会の形式やそこで詠まれた和歌のこと。初代高松藩主である松平頼重(まつだいらよりしげ)が、初代紀伊藩主の徳川頼宣(とくがわよりのぶ)より贈られたものとされています。

※すべて香川県立ミュージアム所蔵

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