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公開日:2021年7月1日

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令和3年7月号 知事のコラム No.113「CO2排出実質ゼロを目指して」

CO2排出実質ゼロを目指して

写真 近年、国内外で深刻な気象災害が多発しており、今後、地球温暖化の進展に伴う気候変動の影響によるリスクがさらに高まることが予測される中、昨年10月の国の「2050年温室効果ガス排出実質ゼロ(※)宣言」を受け、本県としても、今年2月の県議会において「気候が危機的な状況にあることを認識し、2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出を実質ゼロにする」ことを目標に掲げる旨の表明を行いました。

 二酸化炭素の多くは石油、石炭など化石燃料の利用に伴い排出されるもので、私たちの日常生活や事業活動におけるさまざまな場面で排出されているものですが、二酸化炭素が多くなると気温が上がって、豪雨災害の頻発化・激甚化、農作物の品質低下、熱中症の増加などの問題が生じることになります。

 二酸化炭素の削減に向けて、県では、これまでも省エネルギー行動の拡大や太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーの導入促進、水素エネルギー活用の検討など、さまざまな取り組みを進めておりますが「二酸化炭素排出実質ゼロ」に向けては、私たち一人一人の生活や仕事の様式の転換をはじめとした、これまで以上の取り組みが求められます。

 このため、今年度は、キックオフ事業として県民の皆さまの意識を高めていただくことを目的としたシンポジウムの開催や事業者に対するセミナーの開催の他、金融機関などと連携して事業者の環境配慮に向けた設備投資を促すための支援体制の構築などを進めています。

 長引く新型コロナウイルスの影響により、日常生活、事業活動共に非常に厳しい状況にありますが、コロナ後の活力ある地域社会の実現に向けては、環境と経済の好循環が必要であり、そのためには、国のエネルギー政策や技術革新に負うところが大きいものの、地域でできる取り組みを着実に進めることが重要です。

 県民の皆さまには、冷暖房温度の適切な設定、公共交通機関や自転車の利用、さらには省エネ家電の購入や、住宅用太陽光発電の導入など、各家庭で実践できる取り組みへのご協力・ご理解をお願いします。

 

※「実質ゼロ」とは
エネルギー消費量などに伴う二酸化炭素などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と、森林などの吸収源間の均衡を達成すること。
 

香川県知事 浜田 恵造

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