ホーム > 組織から探す > 知事公室広聴広報課 > 知事のページ > 知事コラム > 知事コラムバックナンバー(令和2年) > 令和2年4月号 知事のコラム No.98「ユネスコ無形文化遺産登録へ」

ページID:3999

公開日:2020年4月1日

ここから本文です。

令和2年4月号 知事のコラム No.98「ユネスコ無形文化遺産登録へ」

ユネスコ無形文化遺産登録へ

知事コラム画像

重要無形民俗文化財に指定されているまんのう町の「綾子踊」と綾川町の「滝宮の念仏踊」など全国の民俗芸能37件が「風流踊(ふりゅうおどり)」として、令和元年度におけるユネスコ無形文化遺産の提案候補に選ばれ、3月末にユネスコ事務局に提案書が提出されました。心よりお喜び申し上げます。

香川県には、瀬戸内海に浮かぶ島々や広い田園地帯、讃岐山脈の緑、そして古来から深刻な水不足のため干ばつに備えて造られた多数のため池など、狭い県土ではありますが自然豊かな景観とともに、そこで生活する人々の風土や感性によって育まれた地域の特色あふれる民俗芸能が数多く残っています。

中でも「綾子踊」や「滝宮の念仏踊」は、平成26年11月号のこのコラムでも取り上げましたが、干ばつに苦しむ人々が恵みの雨を天地の神仏に祈る雨乞い踊りとして、今日まで世代を超えて守り伝えられてきたもので「華やかな」「人目を惹く」という特徴とともに、衣裳や持ち物に趣向を凝らして、歌や笛、太鼓、鉦(かね)などに合わせて踊る民俗芸能です。

深刻な少子高齢化や過疎化によって、民俗芸能の担い手が少なくなる中、各地域で民俗芸能の保存・継承を図ってきましたが、平成31年2月には「全国民俗芸能『風流』保存・振興連合会」を立ち上げ、全国レベルで保存や振興、情報共有を図るようになりました。

地域の保存団体が熱心に踊り伝え、全国の多くの保存団体との連携を築き上げてきた地元の熱い思いが、ユネスコ無形文化遺産登録に向けての一歩につながったのではないでしょうか。

地域に残る民俗芸能が地域の人々の心の紐帯(ちゅうたい)となり、地域の活性化やにぎわいづくりに寄与することを願い、県としても応援してまいります。

香川県知事 浜田 恵造

THEかがわ4月号のページへ

このページに関するお問い合わせ

総務部知事公室広聴広報課

電話:087-832-3078

FAX:087-862-4514