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廃棄物等の豊島からの搬出スピードアップ対策の実施等により直島環境センターでのスラグの一時保管場所が不足する懸念が生じ、県では対応を検討していたところです。
こうした中、2月4日に開催された第38回豊島廃棄物処理協議会において、豊島住民の方々の、調停条項の前文に記載されている「副成物を最終処分することなく、これを再生利用しようとするものであり、我が国が目指すべき循環型社会の21世紀に向けた展望を開くもの」への思いを強く感じました。
こうした思いを十分に踏まえ、粗大スラグについて、最終埋立処分することがないよう方策を探ったところ、3月1日から三菱マテリアル株式会社直島製錬所の敷地の一部を保管場所としてお借りし、これまでどおり再利用できる見通しとなりました。
保管場所を提供して下さいました三菱マテリアル株式会社様及び一時保管を受け入れて下さいました直島町の方々には感謝申し上げます。
また、豊島住民の方々には事前に御説明が出来ていなかったことについて申し訳なく思っております。今後とも「共創」の考え方に基づき、十分な御説明をしながら事業を進めてまいります。
豊島廃棄物等処理事業については、県政の最重要課題の一つであり、引き続き、直島町と豊島住民の方々、県議会をはじめ県民の皆様の格別の御理解と御協力を得て、最後まで、安全と環境保全を第一に、全力で取り組んでまいります。
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