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天皇陛下の御在位三十年を心からお慶び申し上げます。
陛下におかれましては、常に国民の幸せを祈り、恒久の平和と繁栄を願われつつ、皇室外交を通じて世界各国との友好親善関係の増進にお努めになられますとともに、社会福祉の向上や環境問題などに深い関心をお示しになられるなど、国民のために心を砕いてこられました。
こうした中にありまして、陛下におかれましては、皇太子殿下時代も含め、過去六度にわたりご来県賜っていますが、平成5年の東四国国体、16年の全国豊かな海づくり大会におきましては、天皇陛下としてご光臨を仰ぎ、県内をご視察賜りますとともに、県民への温かい励ましのお言葉を頂戴いたしました。とりわけ、全国豊かな海づくり大会では、当時、相次ぐ台風で大きな被害を受けた県民の悲しみと苦労に深く思いを致されるなど、陛下のお言葉に、多くの県民が勇気づけられました。
私は、平成25年2月に、地方事情について陛下にご説明申し上げる機会をいただきましたが、その際にも、陛下のお心遣いと温かいお人柄に触れ、深い感銘を覚えました。
天皇皇后両陛下の末長いご健康と皇室のますますのご繁栄を心からお祈り申し上げます。
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