ここから本文です。
瀬戸内国際芸術祭2019の秋会期が9月28日に開幕し、12日が過ぎたところである。
来場者については、前回の秋会期に比べ落ち着いた出足となっており、比較的ゆったりと鑑賞いただけている。
具体的には、10月6日(日曜日)までの9日間で98,866人と前回同時期より18%減少しているが、開幕が前回より10日早いこともあり、残暑が厳しかったこと、台風により10月3日に一部の船が欠航するなど、天候に恵まれなかった日があったこと、三連休から始まった前回より休日が1日少ないことなどが、減少の理由ではないかと考えている。
これからは、気候もよく巡りやすくなるので、来場される方々には、公式ウェブサイト等で発信している混雑カレンダーや当日の混雑情報を参考に計画的に周遊いただきたい。
その際には、ごみの持ち帰りや交通ルールなどについても留意いただきたい。
秋会期は、新たに本島、高見島、粟島、伊吹島の4島に作品が設置されたほか、パフォーマンスの充実や島ごとに特色のある食も提供しているので、引き続き国内外から大勢の方にお越しいただき、芸術祭2019を締めくくる「ひろがる秋」を満喫していただきたいと考えている。
令和元年10月9日
このページに関するお問い合わせ