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公開日:2015年5月26日

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知事記者会見 平成27年5月25日(月曜日)

知事定例記者会見要旨

  • 日時:平成27年5月25日(月曜日)14時00分〜14時18分
  • 場所:県政記者室
  • 作成:広聴広報課

報告事項

「世界禁煙デー」にかかる県の取組みについて

知事:5月31日の日曜日は世界保健機関(WHO)が定める「世界禁煙デー」であります。

今年は5月31日が閉庁日のため、県では、5月29日、金曜日に、職員だけでなく来庁者の皆様にもご協力いただき、すべての県有施設で、終日禁煙を実施するとともに、庁内放送で世界禁煙デーについて周知いたします。

また、6月3日の水曜日には、県庁ホールにおいて、各市町や県有施設の管理者、一般企業にお勤めの方を対象に、職場での禁煙支援や受動喫煙防止対策に関する講演会を開催することとしております。

質問事項

豊島の不法投棄産廃について

幹事社:豊島住民との公害調停が成立して来月6日で15年。県側が、公害調停条項に明記された2016年度末の産廃撤去終了を厳守するべく作業に注力する中、住民側は2月、撤去後の現場について、豊島産廃問題の資料館の建て替えや緑化推進といった構想を示した。「共創」の理念で住民とともに問題に向き合ってきた県として、今回の構想をどう受け止めているのか、今後どのように関わっていくのか、お聞きしたい。

関連して、撤去や処理のために投じられる費用については、最終的にはどれほどに達する見通しか伺いたい。

知事:豊島廃棄物等処理事業につきましては、ご指摘のとおり来月6日に公害調停の成立から15年目を迎えることになります。公害調停にある共創の理念に基づき、事業に取り組んでおり、これまでに廃棄物等の80%に当たる約74万トン余りを処理しています。

申すまでもありませんが、処分地は豊島3自治会が所有されており、処理期限まで2年を切ったことから、跡地利用に関して具体的に豊島住民会議が検討されているものと受け止めております。

現在のところ、県といたしましては、廃棄物等の撤去・搬出等を期限内に完了させるべく、全力で取り組んでいるところです。地下水浄化につきましても、ようやく浄化をすべき区域をどう調査していくかという検討に入った段階で、まだ不透明な部分が多い状況でもあります。

豊島住民会議から示された跡地利用構想につきましては、調停条項との関係や、部分的に跡地を利用することに伴う環境保全や安全対策など、いろいろと整理すべき問題があると考えています。これらの多くの問題を踏まえ、今後、処理事業を進める中で、平成29年4月以降の部分的な跡地利用が可能かどうかについて、検討しているところであります。

費用の点につきましては、廃棄物等を撤去した後の地下水浄化対策を含め、平成34年度までの事業期間を想定した事業費として、現時点では約564億円を見込んでいます。これは平成29年度以降の施設撤去費を含めた見込みです。

関連質問

記者:撤去後の跡地の姿について、調停条項の前文では元の姿に戻すとあり、条項では危険のない状態にして県側は引き渡しを行うと明文化されている。一方、住民は国立公園という美しい姿にふさわしくするべきだという主張もされている。知事としては撤去後の姿について、どのような状態が望ましいと考えているかについて伺いたい。

知事:先ほども申し上げたとおり、廃棄物等の撤去・搬出等を期限内に完了するということに全力で取り組んでいます。この調停条項に書いてあることについて、まず廃棄物等の処理ということを実現していかなければならないと思っております。

跡地の利用については、先ほども申し上げましたように、完全に完了する前にというお話、あるいは部分的にといったお話がありますが、資料館の建て替え等、いろいろと豊島住民の方のご意向もあると伺っております。跡地の利用についてはまず豊島の自治会の方々が考えるべきことと思っております。

記者:直島の二つの溶融炉について、将来のことで恐縮だが、処理が終了した後の施設について、これまでも直島町等と協議してきていると思うが、2011年の6月の県議会では、現地の三菱マテリアルに施設を譲渡する方向で協議したいというような意向も県側は示していると聞いている。現在のところ、溶融炉の処理終了後の活用等についての議論はどのような状況か伺いたい。

知事:現在のところは、県として廃棄物等の撤去・搬出等を期限内に完了させるということが第一です。ご指摘の直島の中間処理施設の活用や、終了後の取り扱いということにつきましては、三菱マテリアル、直島町とこれから更に協議していきたいと思っています。

大島青松園の世界遺産登録に向けての活動について

幹事社:高松市の大島青松園が、岡山県の2つのハンセン病療養施設と世界遺産登録に向けて活動を始めていくとしているが、これについて知事の所感と、県としてどのように関わっていきたいと考えているか、もしくは関わっていけると考えているかについて伺いたい。

知事:私は、毎年大島青松園を訪問していますが、国の施策により、強制隔離され、さまざまな偏見や差別を受けて、無念のうちにお亡くなりになられた方々を思うたびに、二度とこのような過ちを繰り返してはならないと思っております。人権侵害の実態や人権の尊さを後世に伝えるためにも、岡山県の2つの施設と連携して、こうした活動を始めることは有意義なことであると思います。

世界遺産登録運動につきましては、現時点で大島青松園と岡山県の2園とあわせた3園が中心となって運動に取り組むとのことであり、まずは施設側が瀬戸内市、高松市の所在市と協議を進め、今後の取組みをどのように進めるべきかについて、検討されていくことが大事だと思います。

県といたしましては、施設側と関係自治体との協議の進捗状況等により、関わることが可能かという点も含めた検討をしてまいりたいと思っています。

なでしこジャパンの丸亀市での合宿について

幹事社:現在、丸亀市で、なでしこジャパンが合宿をしており、連日ファンが集まって盛り上がっている。このような大規模な合宿は、県内ではこれまでほとんどなかったと思うが、この盛り上がりを知事はどう受け止めているか。

また、この盛り上がりを、次に繋げていくために何か考えていることがあるかを伺いたい。

一方で、大勢の人が集まることで、駐車場の問題などの課題もあると思うが、その点については、今後も同様の合宿などがあった場合に備えて、どのような対策をしていくべきだと考えているか伺いたい。

知事:昨日はなでしこジャパンの壮行試合が行われ、丸亀に非常に多くの方に来ていただきました。6月に開幕するワールドカップカナダ大会に向けたなでしこジャパンの壮行試合及び事前合宿の開催は、県のサッカー協会が誘致を行い、日本サッカー協会から本県の試合会場や練習会場等を評価していただき、国内10か所の候補地の中から選定されたものと伺っています。

今月18日に合宿をスタートし、明日26日まで本県に滞在することになっていますが、合宿での練習が一般の方にも公開されたことから、連日、大勢のファンが練習の見学に訪れたということです。また、競技場の近隣のホテルは、壮行試合を見に来られた県外からのお客様で客室が満室になるなど、交流人口の増加に大きく貢献し、経済的にも大きな効果があったものと思います。

県におきましても、この壮行試合に県外から大勢の人が訪れることから、高松市や丸亀市と協力して、競技場に香川県ブースを設置して、県産品や観光パンフレットの配布を行うなど、本県のPRに努めました。

合宿のスタートに先立ち、17日には、なでしこジャパンの佐々木監督によるサッカー教室が、高松市の東部運動公園で開催され、県内の84人の小中学生が参加したと聞いております。これは、本県のスポーツの振興や競技力の向上にもつながり、将来、本県からも、なでしこジャパンに選ばれる選手が現れることを期待します。

このようなトップレベルの選手の合宿につきましては、2007年の世界陸上大阪大会や2008年の北京オリンピックにおいて、デンマークやフィンランドなどの北欧諸国の選手団の合宿を誘致して、同様の賑わいをみせた経緯がございます。この時は事前合宿のみで、試合等の開催はありませんでした。

2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されることを踏まえて、県としましては、今後も、国内外のトップレベルのスポーツの事前合宿等を誘致し、本県のスポーツの振興や交流人口の拡大による地域の活性化に努めていきたいと思います。

駐車場等の問題についてですが、昨日の壮行試合の際には、特段、周辺道路に大きな渋滞、混乱はなかったと聞いています。今回は、一般の方の競技場の駐車場利用をご遠慮いただいたこともあり、心配しておりましたが、その点について大きな混乱はなかったようです。

これまで、香川丸亀国際ハーフマラソン大会などの大規模な大会開催時で、駐車場不足が予測される場合は、あらかじめ来場者に対する公共交通機関利用の呼び掛け、外部の臨時駐車場設置、シャトルバスの運行などの対応を主催者にお願いしています。

県立丸亀競技場の近隣には市民球場ができており、駐車場不足が予測される場合に備えて、それぞれ管理者間で情報交換するなど、丸亀市とも連携しながら対応しています。

昨日のように、一般のお客様に駐車場の利用をご遠慮いただくといった方法も含めて検討し、今後とも、シャトルバスの運行や外部の臨時駐車場の確保、警備員の誘導など、各市町や大会主催者と連携をとり、様々な工夫をして対応してまいりたいと思っております。

大島の離島振興対策実施地域への指定について

記者:28日に大島の離島振興対策実施地域への指定について国に要望するとのことだが、大島は2年前の指定の際に指定から外れた経緯がある。その後2年間の地元や高松の活動で、今回、離島振興法の指定の俎上に載る要件が整ったということで改めて要望するのか、見通しがあるのか見解を伺いたい。

知事:要望に伺うということで、見通しについては私どもの方で先に申しあげるようなことはできませんが、残っている大島については、離島振興対策実施地域への指定ということで高松市と一緒になって要望していき、その点について実現していけるように努力してまいりたいと思います。

「以上」

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