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公開日:2015年9月8日

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知事記者会見 平成27年9月7日(月曜日)

知事定例記者会見要旨

  • 日時:平成27年9月7日(月曜日)13時00分〜13時16分
  • 場所:県政記者室
  • 作成:広聴広報課

報告事項

イタリア・スペイン・フランス訪問について

知事:先般、8月25日の東京での用務の後、8月26日から9月3日までの9日間の行程で、イタリア・スペイン・フランスを訪問し、県産品のPRや各種交流に関する協定の調印などを行ってまいりました。
最初にフランスのパリで、オリーブ牛と日本酒、果物などについて、バイヤーの皆様にお集まりいただき、セールスをいたしました。
ミラノでは万博の後に、大きな盆栽関係の会社のバイヤーに対し、県産盆栽のPRを行いました。バイヤーの皆様からは、たくさんの有意義なご意見をいただき、今後の販路拡大に向けて期待しているところであります。
次に、パルマ市との交流協定の締結についてであります。8月28日、パルマ市庁舎において、フェデリコ・ピザロッティパルマ市長と「日本国香川県とイタリア共和国パルマ市との間の交流協定」を締結いたしました。今後は文化、観光、食、音楽、スポーツなどをテーマとした交流を進めていきたいと思っています。また、交流協定調印後の歓迎夕食会の際に行われた音楽会は、香川日伊協会会員とパルマの音楽院による合同コンサートとなり、早速の音楽交流となったことについて大変嬉しく思いました。
ミラノ万博につきましては、8月29日から9月1日まで、日本館で香川県の出展が行われました。香川県の出展は、「食」、「盆栽・工芸品等」、「瀬戸芸・観光PR」の展示に加えて、うどん打ち実演や盆栽の剪定などのステージイベントもございました。私もオープニングセレモニーに参加し、来場者に香川の「食」の魅力をPRし、オリーブ牛肉うどんを振る舞いました。多くの来場者の皆様から、「大変おいしい。Buono!」との声が聞かれ、パスタと同様に小麦の食文化を持つ香川県の「食」が受け入れられたと感じました。
ミラノでは、会場外でも日本食レストラン、盆栽販売店、旅行代理店などで香川県フェアが実施されました。日本食レストランではオリーブ牛肉うどんの提供を行い、連日、予約で一杯となるなど、讃岐うどんを求めるお客さんで賑わったと聞いております。盆栽販売店では香川県コーナーを設け、盆栽の展示やパンフレットが配布されています。また、旅行代理店では、店頭で観光プロモーション映像が上映され、香川県向けの旅行商品の斡旋を行っています。レストランを除き、今月20日頃まで香川県フェアを実施していただくことになっています。万博出展の効果が高まり、フェアとともに認知度の向上が図れるよう取り組んでいきたいと思っております。
最後は、スペインでの行事についてです。四国遍路の世界遺産登録に向けた取組みとして、まず8月31日にレオン県知事を訪問し、巡礼路と遍路道の交流についての意見交換を行いました。
翌9月1日には、ガリシア州において、四国4県と同州との間で「四国遍路」と世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の交流に関する協力協定を締結し、今後、遍路道と巡礼路との交流を深めていくとともに、双方の文化や観光の交流を推進していくことや、巡礼路の保存と継承を推進していくことを確認しております。
その後の国際シンポジウムには、私もパネラーとして参加し、四国遍路の現状等を説明しました。来場者は大変熱気にあふれ、スペインでも四国遍路への関心が高いと感じました。
今回の訪問を通じて、四国遍路を海外へ広くPRしていき、今後の世界遺産登録に向けた取組みにつなげていきたいと思っています。

質問事項

第1回ジャパン・ツーリズム・アワード「部門優秀賞」受賞について

幹事社:8月31日に、「ツーリズムEXPOジャパン 2015」第1回ジャパン・ツーリズム・アワードにおいて、瀬戸内国際芸術祭が国内・訪日領域地域マネジメント部門「部門優秀賞」受賞したとの発表があった。地域固有のコンテンツを通じた広域連携への可能性と地域活性化への挑戦が高く評価されたとのことであるが、受賞に際しての知事の所感をお伺いしたい。
また、来年3月に「瀬戸内国際芸術祭2016」が開催されるが、今回の受賞を次回の開催にどのように繋げていくかをお伺いしたい。

知事:「ツーリズムEXPOジャパン」は昨年から開催されている、国内有数の旅に関するイベントであります。そのプログラムの一つとして、今回新たに創設された国内外の団体等の持続可能で優れた観光振興の取組を表彰する「第1回ジャパン・ツーリズム・アワード」地域マネジメント部門において、瀬戸内国際芸術祭実行委員会が、42件の応募の中から最高賞である「部門優秀賞」に選ばれました。これは、アートを手がかりにした地域活性化の取組に対して高い評価をいただいたものであり、大変光栄に思っております。
審査では、

  • 多島海である瀬戸内海の魅力をアートの切り口で発信、成功させた持続可能な取り組みである。
  • 広域観光、海資源、海路を活用した先進事例であり、メディア露出、経済効果も大きい。
  • 瀬戸内の島々の魅力と世界トップレベルの芸術家による現代アートをうまくコラボレートさせて、「瀬戸内国際芸術祭」というブランド化に成功した。

等のご意見が出たと伺っております。
このような成果を今後に繋げていくためにも、長期的視点に立った、継続的な取組が重要であると考えています。
これまで2回の「瀬戸内国際芸術祭」を通じて、アートファンはもとより、多くの香川県内外の皆様に共感いただき、多数の来場者をお迎えしたと思っていますが、次回は海外からの誘客にも力を入れたいと考えております。この度の受賞による知名度や認知度の向上は、よりプラスに働くと思っております。
今回の受賞を大きな弾みとして、あと半年余りとなった次回の芸術祭の開催に向けて、その準備に全力を挙げて取り組んでまいりたいと思っております。

第5回「早明浦ダム再編事業に係る検討の場(幹事会)」について

記者:本日開催される、国土交通省四国地方整備局と四国4県担当者による第5回「早明浦ダム再編事業に係る検討の場」について、香川県として会議にどのようなスタンスで臨むのか。また、その中で徳島県と利水権の協議についてどのような話し合いを進めたいと思っているのか伺いたい。

知事:今回の幹事会は、四国の水問題について平成25年5月22日の四国水問題研究会から四国地方整備局長への最終提言や、これまでの議論を踏まえて四国地方整備局と四国4県の実務担当者において意見交換を行うものと伺っております。
四国水問題研究会の最終提言の中でも、早明浦ダムの水利用、環境といった問題が取り上げられており、早明浦ダムをはじめとする諸課題の解決に向けて意見交換が行われるのではないかと聞いております。
今後、四国地方整備局から早明浦ダム再編事業について、具体的な提案があった場合は、提案内容を十分に検討していきたいと思います。
早明浦ダム再編事業は、四国水問題研究会の最終提言にもありますように、四国の水問題を解決するために必要なものだと考えております。四国各県も色々なご意見があろうかと思いますので、十分協議していく必要があると思います。

記者:会議の中で、徳島の未利用水を国や香川に売却するという話も出ているが、その売却額についての現時点での知事の考えを伺いたい。

知事:そういった話が出ているとは聞いておりません。

記者:今朝、徳島県知事が記者会見で、第5回「早明浦ダム再編事業に係る検討の場」にて香川県と前向きな話がしたいと言っているが、一方で香川用水から貯めたため池を利水でどのように使っていくかについても、香川県と話してみたいと言っているが、どのように受け止めるか。

知事:その発言を確認していないので、趣旨が分かりかねます。四国水問題研究会で議論され、四国地方整備局が四国4県と話をしたいということなので、その中でよく話し合っていく必要があると思います。

イタリア・スペイン・フランス訪問について

記者:9日間訪問し、知事自身の手ごたえをお聞きしたい。また、県産品の販路拡大への期待とあったが、今回の訪問を通じてイメージ等浮かんでいたらお聞きしたい。

知事:ヨーロッパはアジアよりも遠いので、なかなか簡単には行けませんが、実際には日本に対する関心が非常に高いです。その中で香川県の食、県産品、観光について、実際にご覧になって頂ければ評価していただける、十分に打ち出していける価値があるものと思いました。
発信していく手段、知名度向上のための機会をどのように広げていくかが重要だと思っています。
盆栽などは知る人は知っており、盆栽のファンは日本よりも多いのではないかと思うほどで、熱狂的なファンもいます。そうした一つ一つを取り上げていくと手ごたえはありますが、全体を繋げていく必要があると思います。
オリーブ牛も食べていただければよくわかります。
四国あるいは瀬戸内での繋がりも含めて広域的に一緒になって売り込んでいくことも必要だと思います。
ヨーロッパは広く、今回、訪問したイタリア、フランス、スペインいずれも、かつてのローマ帝国の版図であり、古い文明、伝統を持っています。そのようなところから学ぶものは、観光面でも非常に多くありました。
せっかく日本、香川に対して好感を持っていただき、きっかけができたので、大事にしていかなければならないと思いました。

「以上」

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