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公開日:2016年9月21日

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知事記者会見 平成28年10月17日(月曜日)「香川県」

知事定例記者会見要旨

  • 日時:平成28年10月17日(月曜日)13時00分〜13時24分
  • 場所:香川県庁本館9階 県政記者室
  • 作成:広聴広報課

報告事項

交通死亡事故多発に伴う緊急対策について

知事:先週14日には高松ブロックを対象に交通死亡事故多発ブロック警報を発令しましたが、その14日の夜に東かがわ市で、死亡事故が発生し、10日間で6件、6人の方がお亡くなりになるという大変残念な事態となっており、15日に県下全域を対象に、死亡事故多発警報を発令いたしました。
14日の事故で今年の交通事故死者数は、52人、後ろのポスターにも貼ってあるとおり、ご承知のとおり昨年あるいは一昨年の1年間の死者数に10月半ばにして同じという状況となっています。この時点での人口当たりの死者数は全国ワースト2位、多い方から2番目という状況であります。かつて全国ワースト1位というような状況でしたが、その当時に逆戻りしかねない。このまま、他県での発生が変わらなければあと3人、55人に達するとワースト1位になってしまいます。そういうランキングの問題を申し上げている訳ではありませんが、いかに県内で死亡事故が多発しているかということを申し上げたわけであります。
ご案内のように人身事故全体の件数、また負傷者数は前年に比べてどちらも1割以上減少しております。様々な対策がその意味で効果を上げつつあると言えますが、残念ながら死亡事故のみがこのように多発しているという、大変異常な状況であります。
今年はとりわけ、65歳以上の方が亡くなるケースが多くなっており、事故死者の6割以上、52人中32人の方が65歳以上の方であります。また、今年は、原付バイクも含め、オートバイ乗車中の死亡事故が10件と昨年の4件に比べて多くなっています。
私としては、交通死亡事故が多発する現在の流れを何としても食い止めなければならないと考えており、緊急の注意喚起策として、「交通死亡事故根絶緊急知事メッセージ」を県民の皆様に直接お伝えしたいと考えており、今回は、ハガキに緊急メッセージを印刷し、できるだけ多くの県民の皆様に届けたいと考えております。
もちろん、これから年末にかけて、広報誌など、あらゆる広報手段を通じて、啓発活動を一層強化したいと考えております。取締強化も警察本部の方でお願いしたいと思っております。
交通死亡事故は、被害者、加害者、そして双方のご家族など多くの方に大変不幸な結果をもたらすものであります。これ以上、県民の皆様の安全で安心なくらしが脅かされることはあってはならないと考えております。
他人事のようになりがちですが、一瞬の気の緩みで、特に自動車あるいは自転車等であっても悲劇が起きてしまうことでありますので、県民の皆様には一人ひとりが、強い気持ちを持って、「交通事故に遭わない。起こさない。」交通ルールを厳守するとともに交通マナーを確実に実践し、歩行者の方でも、より一層慎重な行動や通行を心がけていただくよう、切にお願いを申し上げるしだいであります。
お手元に関係の資料を配っていると思いますが、メッセージ等の葉書については、また、改めてご報告したいと思っております。

関連質問

記者:10月下旬にメッセージ入りの葉書の配達をできるだけ多くの家庭に配達しとあるが、例えば具体的に全戸配布であるとか何万戸配布であるとか、こういう所に配達したい等、そういうような計画等あるのか。

知事:いろいろなやり方があると聞いておりますので、調整中だと思います。配り方として基本的には郵便ということになろうかと思いますが、できるだけ多くの方に全戸配布といった形にどうすればできるのか検討を急いでいるところです。

質問事項

豊島産廃処理について

幹事社:議会の閉会日に知事から豊島産廃物の処理について、平成28年度末までの処理は全く予断を許さないとの報告があった。また、豊島住民もそのことについて不安を持っている。改めて、この豊島廃棄物処理事業が年度末に完了できるかどうか伺いたい。
また、事業当初の廃棄物が65万6千トンであったが、現在まで廃棄物の量がかなり増えており、今後も増える可能性があるとのことであるが、この豊島廃棄物処理事業の難しさについて、知事の所感を伺いたい。

知事:先週金曜日の9月議会最終日の本会議において、10月1日に実施したレーザー測量の結果、現時点の概算では、全体量は7月末時点の測量から更に約2千トン増えて約91万5千トンとなる見込みとなったことから、処理完了時期を現段階で機械的に試算すると平成29年3月末となり、予断を許さない大変厳しい状況となった、と報告申し上げました。
「豊島住民の方々も、処理対象量の見直し結果について不安を持っている」との報告を廃棄物対策課から受けており、ご心配をおかけしているのは承知しています。
これまでも、直島中間処理施設の溶融炉内の酸素濃度を高める酸素富化など、処理量アップ対策に取組んでおりますが、今後、処理期間を短縮するため更にどのような取組みが出来るか、懸命に検討してまいりたいと考えております。
また、調停条項で定められている廃棄物等の搬出期限についても処理の完了時期と同様に極めて厳しい状況となっており、廃棄物等の掘削・運搬をより一層急いでまいりたいと思います。こうした取組みにより、今年度末までの期限を厳守するよう、全力で取り組んでまいりたいと思います。
このように処理及び搬出とも、より一層スピードアップしたいと考えていますが、これまで同様、安全と環境保全を第一に進めていきたいと思います。
この事業の難しさは、施設の基本的な処理能力や処理期間が決まっている中で、事業計画の前提となる処理対象量の測定が密度も含めて大変難しく、全部掘削すれば、その時点で基本的に明らかになると思いますが、掘削の結果、これまでの実際の推計と誤差が出てこざるを得ないという面がどうしてもあります。最終段階でもありますので、掘削が完了したところで、更に測量し、量を確定していきたいと思っています。
また、廃棄物等の土壌の占める割合が場所によって異なり、性状がその掘削のたびに変化している状況にあり、溶融助剤を添加するなど、様々な処理対策が必要となります。
さまざまな難しさはありますが、いずれにしても、平成12年に合意した調停条項に基づき取り組んでいる、県政の最重要課題の一つであり、何としてもやり遂げなければならない事業であると考えております。引き続き、直島町と豊島住民の方々、県議会をはじめ県民の皆様の格別の御理解と御協力を得て、最後まで、全力で取り組んでまいりたいと考えております。

関連質問

記者:現在、直島に運んで直島で溶融するということが前提で計画が進んでいると思うが、期限がギリギリになっているので直島以外のところに依頼して搬出・処理することを想定しているか伺いたい。

知事:それは、今のところ想定していません。

記者:先週の金曜日に、県から10月1日時点の廃棄物等の残存量を推計した結果、約3万8千トンとの発表があった。その数字はどのような試算で出したものか。また、期限が差し迫る中、その推計で本当に良いのかどうか伺いたい。

知事:廃棄物等の残存面積は約7,000平方メートルあるわけですが、残存量の推計については、公害等調整委員会が行った調査結果を基に、つぼ掘りの実績等を加味して行っています。
具体的には、まず、3次元レーザー測量により、すでに廃棄物等を掘り上げて山積みしている部分の体積を算出し、その底面下に埋まっている廃棄物等は、公害等調整委員会の調査結果により想定された廃棄物等の底面までの体積と、さらに、その底面より下にあるつぼ掘り等について、これまでの掘削実績から、つぼ掘り等がないところも含めて全面を平均して約0.7メートルの厚さで廃棄物等があるものと想定して体積を算定します。この0.7メートルというのは、全部を平均すればということで、全くつぼ掘り等がない部分もあれば、もっと深い部分もあるので、それを平均したものです。
以上の体積を合計すると、残存体積は約2万4千立方メートルと推計され、この体積に対して、掘削中のエリアとほぼ同じ地形部分を掘削したのが平成26年度以降であるため、平成26年度以降の掘削実績から計算した密度1.58を乗じて、残存重量は約3万8千トンあると推計しております。

記者:先週の金曜日の推計の関係で、直下汚染土壌で3万8千トンと言っているが、さまざま事情があると思うが、来年3月末までに撤去なり処理ができるのか伺いたい。

知事:できるかどうかということについて、予断を許さない状況になっているということを申し上げたところです。確定的なところというのを現段階で必ずできる、あるいは無理だということを申し上げる状況ではないと思っております。
他の推計方法はないのかというお尋ねもあったかと思いますが、これが現時点で考えられる一番近い推計方法であり、これ以外の推計方法というのも考えにくいところであります。いずれにしても、処理期限、搬出期限を厳守するように全力を挙げていきたいと思います。

記者:今後の見通しで、残りの残存量の積算根拠を示したが、この積算根拠に従って9月下旬の見直し、更に先週の見直しがありいずれも残存量が増えているが、今後、廃棄物を掘削し終えた場合、残存量が今以上に増える可能性もあると思うが知事として感覚として増えるのかどうかについていかが思うか。

知事:感覚で申し上げるのは、控えたいと思います。私自身、そういったことについて、実際の現場で毎日見ているわけではないので、また大きく人の主観で違ってくるのではないかと思います。ここまで、つぼ掘りが増えていったことは事実ですが、この後さらにどれだけあるかということを予見することは難しいと思います。
現時点で、平均的に0.7メートル程度増えると推計しているわけで、それがさらに増えるとか減るということを、この場で申し上げられる話ではないと思っています。

記者:豊島住民の方から、調停条項の整理が必要ではないかとの示唆もあったと先週担当部署からの説明で聞いているが、公害調停に記された平成29年3月末までの島外搬出の期限を延長するよう調停条項の見直しを求めたいというような考えがあるか伺いたい。

知事:今はありません。

瀬戸内国際芸術祭2016の秋会期について

幹事社:瀬戸内国際芸術祭2016の秋会期が開幕したが、ここまでの来場者数や所感を伺いたい。

知事:10月8日に開幕し、当日は、秋会期より会場に加わる4つの島においてオープニングセレモニーが開催されました。お天気にも恵まれ、アトラクションが行われるなど、秋会期の開幕を盛り上げたところであります。
8日から15日の土曜日までの来場者数については、資料をお配りしておりますが、104,945人の来場者があったと聞いております。2013の同時期は75,745人でありました。
開幕が3連休と重なったこと、前回の3連休は開幕2週目だったと思います。比較的天候にも恵まれたこと、また、報道の皆さまのご協力により、開幕前後に芸術祭の特集が組まれるなど数多く取り上げていただいたことなどから、大勢の方々にお越しいただき、これまでのところ大きな混乱もなく、まずは順調なスタートを切れたのではないかと思っております。
作品では、地中美術館や豊島美術館などの既存の人気施設に加えまして、
・本島のポノマリョフさんの風に揺れる3隻の船形のオブジェ「水の下の空」、
・高見島の中島伽耶子さんのアクリル板が光のオブジェになっている作品「時のふる家」、
・粟島のファトゥミさんの廃校を活用したインスタレーション「過ぎ去った子供達の歌」、
・伊吹島のアキリザンご夫妻のイリコ工場の「セイロ」を活かしたパラボラアンテナ型のオブジェ「ヒア・ゼア・エブリウェア・プロジェクト・アナザー・カントリーダップペイ」など皆さんに楽しんでいただける作品が充実していることも、多くの方々に来ていただけている要因であると考えております。
また、地域の方々が各島の特色を活かした郷土料理の提供やお接待を行っていただいているほか、島を挙げて来場者をあたたかく迎えていただいており、来場者の方々にもその気持ちが十分に伝わっていると思っています。多くの方々に関わってもらい、芸術祭を一緒になって作り上げ、盛り上げていただいていることは、まさにこの芸術祭が目指しているものであり、大変うれしく思っております。
秋会期は島巡りに最適なシーズンであり、芸術祭の最後の会期でもあることから、一度お越しいただいた方はもとより、これまで来られたことがない方にも来場していただきたいと思っております。瀬戸内の秋の魅力をこの芸術祭で十分に満喫していただきたいと思っております。

「以上」

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